スマホや、アクションカメラ、iphone等で動画撮影する際、セルフィー棒(自撮り棒)や撮影しているカメラ本体を手で持って撮影する方が多いのではないかと思います。
しかし、両手が塞がっていたり近くに撮ってくれる人がいない場合、どうしても自分しか入れないような空間での作業風景や、登山の様子などを撮りたい場合があると思います。
いかんせん両手が塞がっていてカメラを持つことができない!
そこで!
何か動画を撮影するのに良い機材が無いか探すべくネット通販サイトAmazonを見ていたら、体の胸辺りにベルトハーネスでカメラやスマホをセットできるチェストハーネスの存在を知り、その中でもお手軽価格で売られていたActyGo のチェストハーネスを試してみました。
カメラを固定するチェストハーネスを探していた所、お手頃だったActyGoのチェストハーネスを試してみました。
パッケージはこのような感じで、お洒落でシンプルな紙箱でやってきました。
裏面です。
対応機種は約7cmまでのスマートフォン、GoProのHero8~5 と記述がありますが、GoPro Hero9、Hero10でも問題なく使えます。
そして、その他のアクションカメラでも使うことができます。
中身を開封
箱の中身を見ていきます。
GoPro系のマウント類、チェストハーネス本体が入っていました。
おまけでGopro用の液晶保護フィルムも同封されていました。これはありがたいです!
チェストハーネス本体
チェストハーネス本体です。
ベルトは伸縮性の高いベルトで、全てのベルトに調整もスライダーが備わっているので、体格に合わせた調整ができそうです。
マウント部は光沢感のあるプラスチックでできていました。
マウント類
付属のマウント類です。
自由に動くマウントにバックルがついた固定マウントと、バネで挟むタイプのスマホホルダーです。
ジョイントに挟み込めばすぐに使えます。
チェストハーネス本体中央にバックルを固定する所が付いています。
しっかりできています。
バックルを入れた状態です。
写真とは反対の向きにもバックルを挿す事もできます。
高さ調整する時に便利です。
アクションカメラのapeman A80を付けてみました。
写真向かって左が頭の方で、右が足元の方になります。
アーム部が突き出したこの状態なら体から少し離れたところにカメラポジションがある状態です。
このように、アーム部を寝かして高さ調整する事もできます。
この状態にするとカメラがギリギリ体に密着しないようにできていました。
バックルの付け根のドーム型ナットが付いているジョイント2つのはネジで固めに固定されており、手で強めに動かすと自由に動くようになってます。
重すぎるカメラだと下がってくるかもしれません。
チェストハーネスに付属していたスマホホルダーでTORQUE G04を固定してみました。
このG04というスマホ、普通のスマホよりもはるかに衝撃に強く丈夫にできているのですが、その引き換えに衝撃を吸収するために吸収素材も厚く重くできています。
横幅の大きさも結構ある為、普通のスマホホルダーに入らない事が多々あるのですが、
チェストハーネスに付属していたスマホホルダーでTORQUE G04を挟む事ができました!
※少しボタン類が干渉する事が有るので、うまく微調整しながら固定する必要があります。
コンデジのPowerShot G5 Xを付けてみました。
取り付けは特に問題なくできました。
付属マウントの三脚ねじにはゴムがついており、ネジの緩み防止と振動防止に効きそうでした。
試しに、3種類のカメラでどのように撮れるか試してみました。
カメラの種類 | カメラの名前 | 三脚ネジ部に取付け時の重量 |
アクションカメラ | apeman A80 | 77g |
スマホ | TORQUE G04 | 227g |
コンパクトデジカメ | PowerShot G5 X | 410g |
カメラ本体の他にマウントベースやベルトなどを付けていたので、メーカーさんが発表している重量よりも重くなっています。
動画では分かりやすいように最初に手振れ補正を切って撮り、次に補正有りで撮ってみました。
G04(227g)までは問題なく問題なく撮影できましたが、400g以上あるG5X(410g)では自由に手で動かせるマウントのドーム型ナットの保持限界で、私の歩き方で普通に歩いていると自重で少しずつレンズの向きが下がってきてしまいました。
ひとつの目安として、大体400g辺りのカメラまでで使うのが良いのではないかと感じました。
しかし、使い方次第で400g以上のカメラでもうまく使う事ができるかもしれません。
まとめ、重量があるカメラの対策と、ブレを抑えて撮るポイント
強力な手振れ補正が備わっているカメラではそこまでブレを気にしなくていいかもしれませんが、
手振れ補正が弱いカメラや、手振れ補正が付いてないカメラでブレ対策になりそうなポイントをまとめてみました。
補足ですが、広角レンズのカメラだと元気よく歩くと手が写りこみやすいので、気になる方はなるべくカメラより前に腕が行かないような歩き方をすると良いかもしれません!
以上、コスパ最高のActyGoのチェストハーネス使ってみるとこのような感じで、使い方次第では色んな動画を楽しく撮影する手助けとなりそうです!