布団を干す時は太陽の日差しがあってポカポカした天気が良い日に外で干したい!
しかーし!
干そうと意気込んだ日に限って家の外の天気は曇りや雨、はたまた風が強かったり、花粉が舞っていたりとなかなか外で布団を干す事ができない!
仕事や学校、用事などが入ってる日に限って絶好のお天気日和だったりと、干すタイミングを確保するって結構難しかったりするのではないでしょうか?
ずっと干さずいるとダニやトコジラミ(南京虫)といった害虫の繁殖も心配…。
そこで!
天候にも忙しい日にもあまり左右されずにいつでも布団を乾燥できる素晴らしいアイテム。
布団乾燥機を試してみる事にしました!
ふとん燥機 カラリエ ツインノズル FK-W1

試してみた布団乾燥機は、アイリスオーヤマのふとん乾燥機のカラリエ
ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル FK-W1
※この布団乾燥機は耐熱温度が70℃以上の寝具に使えるので、使う前に寝具の耐熱を確認してから使ってください。
もし耐熱温度が低いと溶けてしまったり、変形変色等が起こる可能性があるのでご注意を!
↓ アイリスオーヤマHP内 カラリエのページ ↓


箱の中の物を並べてみました。
- 布団乾燥機本体
- くつ乾燥ノズル ×2
- 取り扱い説明
入っていた物は非常にシンプルでした。
付属のくつ乾燥ノズルを使って靴を乾燥する事もできるので、雨で靴がずぶ濡れになってしまった時などにも役立ちそうです!
2リットルのペットボトルと大きさを比べてみました。

写真では空気清浄機くらいの大きさが有るのかと思っていたのですが、実際の所は2リットルのペットボトルと比べてもそこまで大きくありませんでした。

正面から。
高さも、さほどペットボトルと変わらないくらいです。

横から。
横幅は2リットルのペットボトルを横に2~2.5本くらい並べたほどの奥行でした。

横のカバーを外すとコンセントコードが収納されていました。
コードを伸ばした後にまたカバーは取り付ける事が出来ます。

ホースをフルに伸ばしてみました。
本体から伸びているホースの蛇腹の根本の所から、吹き出し口の先端までの長さを計ってみた所
およそ72cmでした。

本体の後ろにノズルが二つフックで止まっています。

ノズルの先にフラップという物がついており、このフラップを開くとこのような感じになります。
布団を乾燥をさせる

このモデルの布団乾燥機はマットの代わりに掛布団を使って使用するので、布団の中に吹き出し口をセットする時はこのようにフラップを開いたままセットする事で、布団の中に空間ができ広範囲に温風を届ける事ができるそうです!

布団を取っ手の所まで引き上げてセット完了です!

押し入れに長らくしまい込んでいた敷布団の毛布のダニをやっつけたかったので、ダニ対策モード選んでスタートさせてみました。
ダニ対策モードでは100分間の高温モードで(約65℃)の温度で運転するようです。
ここ最近、海外から日本にやってきたトコジラミ(南京虫)は50℃で約30分熱すれば駆除できるそうなので、布団乾燥機カラリエはトコジラミ対策にも有効ですね♪
温風サインの所が赤色に光っているので現在は高温で温風が出ています。

温風サインの表示色と乾燥時間の目安ステッカーです。
温度 | |
●高温風 | 約65℃ |
●低温風 | 約50℃ |
●送風 | 室温 |
説明書に運転中と運転直後に布団の中に入ると火傷する恐れがあるので入らないようにと書いていました。
やっちゃダメですが、温風が出ている時に吹き出し口に手をやってみましたが耐えれないほど熱くはなかったです。
しかし、長時間触りっぱなしだと確かに低温やけどするかもしれませんので注意は必要です!
そして!
スタートさせて100分後に予定どうりダニモードがブザーと共に終了しました。
布団の干した後の香ばしい匂いと、ちょっと触ってみるとホットカーペットを一番最強ににした時と同じくらいの熱さになっていました!
まさにポカポカです!
冬場は毎日でもやりたくなる感じです!
30分ほど置いてもまだ布団の奥が程よく暖かいので寝ころんだら気持ちよくて起きてこれないかも!?
ダニ対策後の最終仕上げとして掃除機や布団クリーナーで布団を吸うと、やっつけたダニやトコジラミの残骸なども綺麗にする事ができます!
ここまでやれば布団を外で干したのと変わらないかもしれませんね!
寝袋も試してみました。

これは着たままでも動けるマミー型の寝袋なのですが、長期間押し入れに入っていました(汗)
なかなか使う機会がなくて、もしかしたらダニが繁殖してそうな感じがしたので同じくダニ対策モードで試してみました!
温風が漏れないように隙間を塞いでやれば、風船みたいに寝袋が膨らんでいくので隅々まで温風が良き通っていい感じにダニをやっつけてくれている感じに思えました!
寝袋の場合は掃除機で吸うのがちょっと難しいので、洗濯できそうならやっちゃってもいいかもしれませんね。
実際の消費電力は?
この布団乾燥機 FK-W1 の定格消費電力は760Wですが実際はどれくらいの消費電力で動いているのでしょうか?
サンワサプライのワットメーター付き電源タップで、布団乾燥機を動かしてどれくらい電力が消費されているのかを見てみました!
ちなみに、この電源タップは色んな電化製品の消費電力が見れるので、電気の使い過ぎでブレーカーが落ちそうになるのを防ぐ目安にもなるので結構使えます!
消費電力の動きを目で見れると意外と面白いですよ!
では見てみます!

●高温 ●低温
●高温 では温風がでている時の消費電力はおよそ650W~700Wの間変化しながら表示されました。
常にこの消費電力で動いている訳ではなく、ある程度の温度まで上がると消費電力が 50~55W 程まで落ちる時があるので、おそらく温風と送風モードを切り変えながら温度調整を行っている感じでした。
●低温 でも 650W~700W で動いており、時折 50~55W で動いていました。
低温でも温風が出ていれば高温と同じ消費電力で動くようですが、やはり温風が出ている時間は高温よりは少ない感じでした。

●送風
●送風 ではおよそ50~55W辺りの間の消費電力でフワフワと動いていました。
このモードでは本当に風しかでていないので、消費電力は圧倒的に少ないです。
まとめ
ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル FK-W1
私には初めての布団乾燥機でしたが、なかなかよさげなアイテムでした!
良かったところ!
- 冬場は最高!布団をポカポカに温められる!
- 天候に左右されずに布団を乾燥、綺麗にできる!
- 本体が思っていたよりも軽くコンパクトなので、置き場に困りにくい。
- 動作音もそんなに大きくないので、深夜でも全然使える。
- デザインお洒落!
気になった所
- コンセントのコードが少し短い感じがしました。
- ホースの蛇腹が柔らかいのでもう少し固い方が向きを固定しやすいと思いました。

一番一気になった所はコンセントのコード。
コードが自動巻き取りだと非常に便利なのですが、片付けるごとにカバーをいちいち外して狭いスペースに毎度ぎゅうぎゅうとコードを本体に収めなくてはならないので、ズボラな私には面倒に感じました。
もし新機種が出る際には是非コードの自動巻き取り機能を付けてもらいたい所です!

家に一台あると布団以外に靴、アイディア次第で衣類も乾燥できてしまう
ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル FK-W1
冬場は最高の布団ぬくぬくアイテムです!