レーダー探知機を取り付ける理由
自動車を運転する時には安全運転で交通事故を起こさないようにする事は勿論の事です。
ドライバーの皆さんは自動車運転免許を取得して運転に慣れるまでは慎重な運転される事でしょう。
私も教習所の中で初めて車を運転した時は30km/hでも速く感じ、ましてや60km/hなんてとんでもない速度で恐怖感でしかありませんでした。
しかし、何年も自動車を運転してきた今では新東名高速道路の制限速度120km/h区間を120km/hで走行すると『快適だ~♪✨』と思えるくらい速度に慣れてしまいました。
道幅が広く見通しも良い直線道路だと気持ちよくて走りやすいですよね♪
しかし、ふと速度計を見ると思いのほかスピードが出すぎてしまっている事はないでしょうか?💦
旅行や仕事などで土地勘のない知らない道で制限速度は60km/hだと思い込んで走っていたその道の制限速度が30km/hだった場合…。
そして運悪く、その道でたまたま速度取り締まり(ネズミ捕り)が行われていたりでもしたら…
気持ちと運転免許証がブルーになってしまう事でしょう…😨
そんなうっかり速度違反している事を知らせてくれるアイテムがレーダー探知機です!
最近ではGPSの他にジャイロセンサーやGセンサーなどのセンサーが備わった、
レーザー&レーダー探知機が主流です!
レーザー(LASER)は光線
レーダー(RADAR)は電波
おすすめメーカー
レーダ探知機を製造しているおすすめメーカー3社をご紹介します!✨
セルスター【CELLSTAR】
セルスター工業株式会社はドライブレコーダーやセーフティレーダー(レーダー探知機)などを数多く取り扱っているメーカーで、レーダー探知機にはASSURAシリーズがあります。
最新のGPSデータは完全無料で毎月配信されています!
ユピテル【Yupiteru】
株式会社ユピテルは自動車のドライブレコーダーや見守りカメラ、ゴルフ用品なども取り扱っているメーカです。
ユピテルのレーダー探知機にはSUPER CATシリーズがあります。
公開交通取締、速度取締り指針データは無料です。
オービス取り締まり系コンテツは有料となっています。
ブリッツ【BLITZ】
株式会社ブリッツは自動車の強力なターボチャージャーやスポーツサスペンション、強力なブレーキシステムといった本格的なチューニングパーツでも有名なメーカーです。
ブリッツからはレーダー探知機のTouch-LASERシリーズが出ています。
データ更新は完全無料です!
過去にはCOMTEC(コムテック)やJES(日本電機サービス)などの自動車電装機器メーカーのレーダー探知機も多数ありましたが、2024年現在レーダー探知機を取り扱っているのは上記で紹介した3メーカーのみとなっています。
CELLSTAR【セルスター】ASSURA AR-824AW
今回はセルスター工業株式会社のGPSレーダー探知機 ASSURA AR-824AWをご紹介します!
こちらのレーダー探知機の特徴はトンネル内などGPSが受信できなくなってもGセンサー、ジャイロセンサー、気圧センサーの3つのセンサーで自車の位置を高精度で知る事ができます!
従来型のHシステムなどの速度取締機で使用されているXバンドのレーダー波はもちろん、一般道や高速道路でも神出鬼没なレーザー式移動オービスのレーザー、新型速度取締機のKバンドのレーダー波にも対応!
そして新型の移動式取締機の中でもMSSSというスウェーデンのSensys Gatoso Group社が作り出した小型で目立たない新型取締機【iS】はKバンド&新Kバンドの周波数が可変できるレーダー波を発射できるので従来のレーダー探知機では特定が難しかったそうです。
AR-824AWはそんなMSSSにも対応したレーザー&レーダー探知機です!✨
セルスター社製なので最新のGPSデータは完全無料のお財布にも優しいレーダー探知機となっています。
箱の裏にも機能の説明が盛りだくさんに記載されています♪
箱の中身は以下の物が入っていました!
- セーフティーレーダー本体(レーダー探知機本体) ※本体内にmicroSDカード有り
- マウントベース
- ダッシュボード取り付け用両面テープ
- ジェルマット
- アクセサリープラグ用スイッチ付DCコード(シガーソケット電源コード)
- ファーストステップガイド(説明書)
ASSURA AR-824AWのディスプレイは3.7インチの静電容量タッチパネルが搭載されているので、スマホの様に直感的に指で操作する事ができます。
本体裏側には電源供給用ポートやドライブレコーダーに接続するポート、そしてレーザー受信レンズなどが搭載されています。
レーダー探知機本体を自動車に取り付ける際には、レーザー受信レンズがレーザー式オービスなどから発射されたレーザー光線をなるべく受信しやすい様に取り付ける事が重要です!
ダッシュボードの前方に大きな物を置いている場合などでは、レーザー受信レンズを遮ってしまい受信能力を下げてしまうだけでなく、場合によっては安全運転義務違反となってしまいますので普段からダッシュボードに物を置いている方はご注意ください!
OBDⅡで接続する場合
OBDⅡアダプターは本体に付属していないオプション品なので別途購入する必要が有ります。
シガーソケット電源コードを使用しても、OBDⅡアダプターを使用してもレーダー探知機としての性能に違いはほぼありません。
OBDⅡは本来は自動車の自己診断機能に使用されるポートで、自動車の頭脳ともいえるECUに繋がっており、レーダー探知機と接続する事でブースト圧や水温、車速などの自動車の様々な情報をレーダー探知機の画面上で表示させる事ができます。
シガーソケット電源コードではトンネル内などでGPSが受信できなくなるとレーダー探知機の画面に車速が表示されませんが、OBDⅡ接続されているとECUから自動車の車速が分かるのでGPSが受信できない場合でも車速を表示させる事ができます♪
サーキットでスポーツ走行されている方などにも嬉しい機能です♪
上の写真はオプション品のOBDⅡアダプター RO-117です。
シガーソケット電源コードは⊕(プラス)と⊖(マイナス)の電極だけですが、OBDⅡアダプターにはデーター通信を行うためにピンが沢山付いています。
OBDⅡアダプターには適合車種かありますので、公式HPなどからご自身の車両に適合する車種を必ずご確認ください。
写真はOBDⅡポートの参考です。
OBDⅡ対応車種でしたら、運転席の下を覗くと大体このようなOBDⅡポートがどこかに有ります。
配線をカットしたりの作業は不要なので、DIYが得意な方なら配線ルートさえ決めてしまえば簡単に取り付け可能かと思います!
OBDⅡに非対応の車種の場合はシガーソケット電源コードを使う?
取り付けは一番簡単だけど見栄えがちょっと気になる…💦
そんな場合はオプション品のRO-109 直結配線DCコードを使用すればアクセサリー電源などから電源を取り、内張りに配線をスッキリ収める事ができます!
直結配線DCコードで取り付ける場合は少し電気の知識が必要ですので、分からない場合は無理をせずお近くの自動車整備工場などに依頼する事をお勧めします!
OBDⅡ非対応車種でやってはいけない事⚠️
OBDⅡ接続の適合車種でレーダー探知機をOBDⅡで接続できるならメリットが多いです!
しかし、OBDⅡ接続の非適合車種にレーダー探知機をOBDⅡで接続すると予想外のトラブルが発生する事が有ります!
私がやらかしたOBDⅡ接続の失敗談を以下に記載しておきます💦
OBDⅡ非適合車種だった輸入車のVW(フォルクスワーゲン)にレーダー探知機を取り付けた際に興味本位でOBDⅡで接続してみた所、普通に接続できてしまいブースト圧や水温なども問題なく画面に表示されていました。
OBDⅡ非適合車種でも使えるんだなと思いそのまま使用していました。
OBDⅡ接続にしたその日のお昼
ショッピングモールで買い物をしていた所、ハザードランプの消し忘れとの連絡を頂いたので、恥ずかしながら車の様子を見に行くと本当に点灯しぱなしになっていました💦
消したはずなんだけど…おかしいな~
OBDⅡ接続にしたその日の夜
屋外では雷と風が非常に強かったです。
車のセキュリティが突如鳴り始めました!
様子を見に行くと昼間同様にハザードランプが点滅しており、セキュリティも盛大に鳴り響いておりました!
※恐らく昼間もセキュリティが発動した後のハザードランプだったようです💦
スマートキーでセキュリティーを止め周りを見てみたが被害は特に見当たらず、風と雷が原因なのではと思っていました。
OBDⅡ接続にした次の日の昼
無風状態で突如再びセキュリティーが発動!
これは何かがおかしい!
思い当たる原因といえば非適合車種だったけど、問題ないと思って接続したOBDⅡか!?
その後、OBDⅡ接続を取りやめてシガーソケット電源コードに配線を変更した所、
セキュリティーが暴発する事もハザードランプの消し忘れで呼び出されたことはありません。
OBDⅡ接続が非適合車種でも普通に接続はできる場合がありますが、予想外のトラブルが起こる事があります。
最悪の場合、原因不明の事故や大きな故障に繋がる恐れもありますので、非適合車種でのOBDⅡ接続は絶対にお止め下さい!
適合車種なら安心してOBDⅡ接続をお試しください!
今まで見る事ができなかった愛車の内部の情報が見えるようになりますよ♪
無線LANでデータ更新
AR-824AWには無線LAN機能が付いているので、家庭内の無線LANやスマートフォン(デザリング)のアクセスポイントに接続して最新のGPSデータなどを取得する方法と、スマートフォンアプリ MyCellstar + Syncでデータを送受信したりできます!
今回は、家の無線ルーターを使用してデータ更新をする事にしました!
まずは無線LANをスキャンしてご自身の無線ルーターを選択します。
入力はこのような文字列から選択できます!
キーボードの配列ではなくアルファベット順となっていました。
無線LANのパスワードは一度入力すると保存されるので頻繁に入力する事はまず無いと思われます。
最新データを取得するとダウンロードが終わるまで数分間…。
GPSデータの他に、高速道路のガソリンスタンド価格案内や天気情報などもダウンロードされます♪
ダウンロード中に車を移動させたりすると無線LANの接続が切れてダウンロードが中止になってしまうのでご注意を!
接続が切れしまっても再ダウンロードが可能なので、時間がある時に更新するのが良いかと思います♪
この更新画面になれば無線LANの接続は切れても大丈夫です!
ただ、『更新中に電源を切らないでください』と出ていますので、マニュアル車だと誤ってエンストしてエンジンを再始動する時や、アイドリングストップ機能付きの車両によっては信号待ちからのエンジン再始動の際に電源が落ちてしまう可能性が有りますので、更新が完了するまでは余り動かさない方が良いかもしれません…!?
更新が完全に完了すると再起動します。
この画面になれば電源はいつ切れてもOKです!
タッチパネル
AR-824AWはタッチパネルで操作できます!
操作に慣れると結構使いやすいですよ♪
メイン画面で左右にスライドさせると直でお好みのメイン画面を選択する事ができます。
表示されている電圧や、速度の部分を長押しするとメイン画面によっては表示項目を変えれる個所もあります。
メイン画面で上下にスライドする音量調整ができます♪
もしタッチ操作が苦手な方は、オプション品のASSURAシリーズ専用リモコン AR-C14Aで操作する事も可能です。
過去にセルスター製のレーダー探知機を使用していた方は、その時使っていたリモコンも使えるかもしれませんので一度試してみるのが良いかと思います!
レーダー探知機の取締機への反応
これは歩行者用の信号機か何かかな~?
これは信号機では無く、スウェーデンのセンシス社製によって設計されたSSSというKバンドのレーダー波を発射する新型速度取り締まり装置で、時速360kmまで計測可能という性能を持ち合わせているそうです!
実はセンシス SSSは全国的にも数台しかないらしくレアな取締機でもあり、写真は岐阜県大垣市に設置されている物です。
センシス SSSに向かって行くと、AR-824AWの場合は、自車の前に一台も車両が無い状態でおよそ500m付近からKバンドを受信し続けていました。
Kバンドは18~26GHzというマイクロ波 SHF(Super High Frequency)の波長で、マイクロ波の中でも周波数が高く直進性が強い性質を持っています。
波長が短いので障害物によって電波が減衰しやすい電波特性を持っており、今回試している途中で前方に車両が1台入った時がありKバンドのレーダー波が減衰し、レーダー波の受信が遮られる事がありました。
もし前方にめちゃくちゃ速い車両が要る時には流れに飲まれず、スピードメーターを確認する事をお勧めします!
【動画】センシスSSSと移動式オービスに遭遇した時の反応
こちらはAR-824AWでセンシスSSSを通過した時のYouTubeの動画です。
こちらはAR-W86LAでLSM-300と思われるレーザー式移動オービスに遭遇した時の様子のYouTubeの動画も置いておきます。
レーダー探知機でも反応できない速度取締
レーダー探知機を取り付けていれば全ての速度取り締まりに対応している訳ではないので注意が必要です。
レーダー探知機でも探知できない速度取り締まり例を以下にまとめてみました。
- 光電管を使用した速度式取り締まり
- 白バイによる追尾式速度取り締まり
- 覆面パトカーによる追尾式速度取り締まり
レーダー探知機の便利機能
セルスター AR-824AWの取り締まり装置の探知機能以外で、ドライブ時に便利だと思った機能のほんの一例をご紹介します♪
- 一時間ごとに知らせてくれる時報アナウンス
- 県を跨いだ時に知らせてくれる県境のアナウンス
- 大きな地震が発生した事に震源情報を知らせてくれる機能
- 一時停止がある事を知らせてくれる一時停止表示機能
- 道の駅やサービスエリアがある事を教えてくれる機能
- 2時間ごとに休憩を勧めてくれる機能
この他にも多数の便利機能が有ります!
最後に
今回はレーダー探知機メーカー各社の紹介と、主にセルスターのレーダー探知機 AR-824AW のご紹介でした。
レーダー探知機を使用する上で注意しなくてならない事は、どのメーカーの最新型のレーダー探知機を取り付けていたとしても、100%全ての取り締まり機を知らせてくれる訳ではありません!
道路の状況は刻々と変化しています!
レーダー探知機はうっかりスピード違反になる様なスピードオーバーを抑止する為、悲惨な交通事故を起こさない為の安全運転をサポートしてくれるアイテムだという事を忘れてはいけません!
自動車を運転する時は何もよりも交通事故を起こさないようスピードの出し過ぎには十分注意を払い、安全運転を心がけて楽しいカーライフを楽しみましょう♪