マイクロナノバブルシャワーヘッド
CMなどでも皆様も見かけたことがあるかもしれないマイクロバブルを出せるシャワーヘッドのμ(マイクロ)バブルは約10~100μm(0.01~0.1mm)くらいの大きさの泡の事なんだそうです。
今回、そんなマイクロバブルよりも更にきめ細かいというマイクロナノバブルを出せるシャワーヘッドを使ってみる事にしました!
マイクロナノバブルはわずか1μm(0.001mm)以下という極小の泡なので髪の毛の80μm(0.08mm)よりもかるかに小さいので肉眼で見るにはちょっと厳しい大きさです!
マイクロナノバブルのシャワーとは一体どんな物なのか気になっていたので、実際に使ってみました!
Bubbly Misty (バブリー・ミスティ)2.0

こちらのシャワーヘッドはMIZSEI 株式会社水生活製作所から販売されているマイクロナノバブルのシャワーヘッド『Bubbly Misty (バブリー・ミスティ)2.0(クロム)』ストップボタン付のSH23Mというモデルです!✨
MIZSEI 株式会社水生活製作所は水栓バルブ発祥の地でもある岐阜県山県市に有り、シャワーヘッドの他にも日常生活では欠かせない手洗水栓や、ガーデン水栓などの水回りの商品を多数取り扱っているメーカーです。
↓ MIZSEI 株式会社水生活製作所 HP ↓

バブリー・ミスティ SH23Mはマイクロナノバルブのミストを発生させつつ一時停止機能で節湯もできるというお肌にもお財布にも嬉しいシャワーヘッドとなっています♪

バブリーミスティ本体はこの通りピカピカで芸術作品の様です✨

まるで鏡の様な美しいシャワーヘッド✨

シャワーヘッド本体、アダプター、取扱説明書が同梱されていました。
アダプターなしでそのまま取り付け可能なメーカーは以下の通りです。
- TOTO
- LIXIL(INAX) ※バランス釜以外
- SANEI
- KAKUDAI
- MYM ※一部製品
- TBC
- YUKO
- ミズタニ・ノーリツ・大阪ガス ※一部製品

付属のアダプターを使えば、KVT、MIMにも対応しています。
Mと書かれたアダプターはMYM用。
KはKVT用なのです。
KVT社製のシャワーホースはアダプターなしでも一応取り付ける事は可能ですが、水漏れなどの不具合が起こる事があるので、Kと書かれたアダプターを必ず使う事となっています。
取り付け方

浴室に元々付いていたシャワー水流タイプのノーマルシャワーヘッドです。
こちらもシンプルなデザインで取り回しも良いシャワーヘッドですが、今回はミスト水流を出せるマイクロナノバブルシャワーヘッド(バブリーミスティ)に取り替えていきます。

根本付近を見てみると、どうやらSANEI製のシャワーヘッドが装着されていました。
SANEI株式会社も水回りの給排水器具などを多数取り扱っているメーカーです。
↓ SANEI株式会社 HP ↓


ちなみに、私は今までシャワーヘッドを一度も取り外した事が無かったので、どうやって取り外すのか知りませんでしたが実は思っていた以上に取り外しは簡単です♪
工具も特に必要なく、シャワーヘッド部分を手でグルグル回転させるだけ!

はい!
このように取り外す事ができました♪

バブリーミスティの取り付け取り外した時の逆手順で取り付けるだけ♪

取り付けも簡単!✨
極端な言い方をすれば、ペットボトルのキャップを取り替える様な感覚で交換できます。
シャワーヘッドを比較
上記ではもう取り付けてしまいましたが、改めてシャワーヘッドの外観の違いなどを比較したいと思います。

ノーマルシャワーヘッドとバブリーミスティを並べてみました。
バブリーミスティはかなり大きい事が分かります。

横からの様子ですが、厚みが結構あります。

後ろからの様子です。

ちなみにバブリーミスティと取り付け口にはゴミ取りフィルターの様な物が装備されていました!

SANEI製のノーマルシャワーヘッドの重さは140g

カタログ値では250gのバブリーミスティ(SH23M)を実際に重さを測ってみると247gでした。
少し軽いです♪
ノーマルシャワーヘッドと比べると色々と機能が付いているので必然的に重くなってしまいますが、こればかりは致し方ありませんね💦
使ってみた
シャワーヘッドの操作方法

バブリーミスティは操作も簡単です♪
シャワー水流とミスト水流は動画の様に黒い外枠部分を左右に回転させる事で簡単に切り替える事ができます♪


バブリーミスティ(SH23M)には水を一時停止する事ができる機能が付いています。
一時停止機能を省いて少し軽量になっているSH23M-SNというモデルも存在します!
シャワーとミストの違い
シャワー水流とミスト水流の違いを見ていきたいと思います。
撮影環境は約18℃の冬場の浴室で約40℃のお湯を出した時の様子です。

上の写真はシャワー水流時の様子です。
通常のシャワーヘッドと同じ様な水流を出す事も可能で、約7cmの水流で直線的に遠くまで水を飛ばす事ができます。

約40℃のお湯をシャワー水流で出した時の様子をサーモカメラで撮影してみました!
シャワー水流の場合は水が線状に飛んでおり、1本1本の水流に隙間があるので冷たい所と暖かい所で温度にムラがある事がわかります。
しかし、シャワー水流は水滴の1粒のサイズが大きいので暖かい温度を保ったまま遠くまで温水を飛ばす事ができるようです。
シャワー水流で身体を洗ってみると水圧が結構強力なので、まるで指で強く押されている様な感覚で肌への刺激がやや強めです。
シャワー水流は下半身や足のつま先などを速く温めたい時などに使うのに向いてました♪

続きましてミスト水流時の様子です。
シャワー水流の時とは違い、ミスト水流はかなり細かい水滴が約15cm幅で広範囲で拡散して飛んでいく様子が分かるかと思います。
ミスト水流を使用すると周りの空気も大きく動かされているようです。
まるで滝の直ぐそばにいる様なみずみずしい風圧を感じる事ができ、まさにマイナスイオン効果が発揮されているのかも!?✨

サーモカメラで撮影した様子です。
ミスト水流はマイクノナロバブルの水滴が細かく拡散しているので、水流の隙間の温度にムラ無く飛んでいる事が分かりす。
ミスト水流の弱点としましては、水滴が細かいためシャワーヘッドから遠く離れるごとに温度がどんどん低くなりますので、ミスト水流で温水を遠くまで飛ばす事はできないみたいです。
ミスト水流は拡散効果が大きく、肌への刺激も少なく優しい感じがしました。
顔に向けて使ってみましたが、まるで暖かいバスタオルに顔をうずめているような感覚になります♪✨
ミスト水流はシャンプーやコンディショナー、ボディソープなどに少し水を混ぜて使いたい時にも使いやすく、まさに顔や上半身を洗うのにベストマッチでした!
最後に

シャワー水流とミスト水流のそれぞれの良い所と少し気になる所をまとめてみました!
シャワー水流
良い所
- 水流が強い
- 水滴が大きいので温度を保った水滴が遠くまで到達できる
- 水温をダイレクトに感じられる
少し気になる所
- 顔を洗う時は水圧が強くて少し痛いので調整が必要
- シャンプーやボディーソープ使う時に水圧が強すぎて飛ばしてしまう
- 水を出しっぱなしで手放しするとシャワーヘッドがあらぬ方向に回転してしまう
ミスト水流
良い所
- ミスト水流が優しい感じで飛んで来るので、顔や頭を洗うのに最適!✨
- 湯船に浸けて使うとマイクロナノバブルが溶け込んだシュワシュワのシルキーバスを楽しむことができる
- 滝の真横にいるような心地よいミストと風を感じる事ができる
少し気になる所
- 同じ給湯温度でシャワー水流からミスト水流に切り替えると体感的に2℃ほど温度が低い気がする
- 水滴が細かいので温度の減衰が大きく遠くまで温水を飛ばす事はできない(気温が低い日)
- お風呂掃除をする時にはパワー不足
公式では記載されていないと思うので自己責任にはなりますが、シャワー水流とミスト水流の両方が出てる中間の水流でいい感じに調整して使うと両方の水流を同時に楽しむことができたりします♪
今回はBubbly Misty (バブリー・ミスティ)2.0を実際に使用してみた感想です。
操作性も良く、ノーマルに比べて大きなシャワーヘッドで重さも有るはずですが使ってみるとあまり気になりませんでした♪
お気に入りのシャワーヘッドとなりました!✨
マイクロナノバブルシャワーヘッドを使用する時はシャワー水流とミスト水流のそれぞれのメリットを生かしてうまく使い分けてると快適なシャワーライフを過ごせそうですね♪
以前宿泊したホテルにウルトラファインバブルを発生できるシャワーヘッド、
ReFa FINE BUBBLE (リファ ファインバブル)が設置されており、使用する機会があったので色々試してみました!
水流の特徴はほぼ同じ感じでしたが、独特なデザインでグリップを握った時の感触が独特でこんな感じなのも良いなと思いました✨
シャワーヘッドは掴んだ際の重さや握り具合で人によって良し悪しが分かれる可能性が有ります。
もしこれからシャワーヘッドをお探しの方で、実際に現物に触れる機会があるなら手に取って握り具合を試して納得してから選んでみる事をお勧めいたします!
ご自身にピッタリなシャワーヘッドが見つかると良いですね♪