凍えそうな寒い冬はたまらないですよね!
私の住む部屋の暖房は何故か頭の方にばかりに温風が来て、床からくる冷気で足元付近だけはとても寒くて困っておりました。
冷えのぼせみたいになるのがなんとも辛い所…。
何か良いアイテムはないだろうか…特に足元を暖かくする暖房器具が何かあれば…
セラミックファンヒーター!
ただ、セラミックファンヒーターも消費電力が多い機種だと、家の中で使っている電気ケトルや電子レンジ、炊飯器などの消費電力が多い調理家電などと同時に使った時に電力オーバーでブレーカーが頻繁に落ちてしまう事になるかも?
そこで、お手頃価格なのはもちろん、なるべく消費電力控えめで部屋の中の自分が居る所だけ、
特に足元をピンポイントで温めてくれそうな小さめのヒーターを探していたらコチラのYND-900というミニヒーターに辿り着きました!
Mini Space Heater【YND-900】
今回は、こちらのYND-900ミニヒーターを使ってみて実際どんな感じなのかを紹介していきます!
このミニヒーターの特徴は小さいだけでなく、暖房やハロゲン式ストーブのように温かくなるまでしばらく待つ必要がほとんどなく、電源を付けたら約2秒ほどで温風が出てくる瞬間速暖なので寒い朝などすぐに温まりたい時などに大変役立ちそうなコンパクトミニヒーターなのです。
Mini Space Heater モデルはYND-900
パワーは900W
箱を見た所ゴールドカラーもあるみたいですが、2023年1月現在に私がAmazonで購入した時はシルバーしかなかったような…?
ゴールドカラーもあったら面白そうですね!✨
中身はとてもシンプル!
本体の他には特に付属品などはなく、唯一取扱説明書が入っているくらいです。
取扱説明書は日本語で書かれており、製品の仕様や使用方法、注意事項やメンテナンス方法も最低限記載されていますので使う上で困る事はないと思います。
本体を観察
本体正面の写真です。
必要最低限のいたってシンプルなデザインがお洒落でもあります。
本体は黒いメッシュ以外の部分はほぼプラスチックでできていました。
メッシュの奥には熱を発生させる蛇腹のようなヒーターが見えています。
本体の背面です。
本体後ろには大きな空気取り入れ口がありました!
この商品の輸入業者はワールドリンク株式会社となっておりました。
ヒーターで発生させた熱を送風するファンはおよそ8cmの自作パソコンのPCケースファンの様な物が装備されていました。
もしかして本当にPCケースファン…!?かもしれません!
側面です。
電源スイッチの切り替えボタンが付いています。
ちなみに、Iが弱モード、IIが強モードになっています。
真ん中のOが電源OFF状態です。
側面の反対側ですが、特に何もありませんでした。
シンプルです!
底部です。
真ん中付近の飛び出している黒い丸棒の部分は、誤って本体が転倒した際に電源が切れる安全装置です。
これが正しく作動していないと火災の原因にもなるかもしれませんので、念の為に電源が本当に切れるのか動作確認してから使った方が良いかもしれませんね。
取説には電気の系統図も載っているので、大体どんなパーツで構成されているの分かります!
発熱線(ヒーター)が2つあり、スイッチがI(弱)の時は一つだけ発熱線が働き、II(強)の時は発熱線が2つ同時に働く仕組みになっています。
ファンの風量を調整できるような機構は無さそうです。
安全装置は、転倒スイッチ、温度制限器、そしてスイッチの中の一つでも遮断されれば電源が切れる事になります。
あれ?リモコンなんて付いてたっけ?💦
大きさ
箱に書かれていたサイズ
18.5×13.5×20.5cmと書かれてはいますが。
私が実際に計ってみると…
一番大きいと思われる土台部分から長さをそれぞれ計ってみた所…
実寸は 17cm(横幅)×12.5cm(奥行)×19.5cm(高さ)
一回りほど小さい!?
私としては小さい方が嬉しいので特に問題なしです!
近くに有る物を一緒に並べて大きさを比べてみました。
ミニヒーター本体の高さはティッシュペーパーの箱よりは低く、ねんどろいど約2体分ほどの高さで、600mlペットボトルよりも低くかったです。
奥行は、600mlペットボトルよりは少し幅は大きかったです。
ストーブやハロゲンヒーターなどと比べてもかなりコンパクト、本当にちゃんと使えるのか心配になりそうなサイズです
重さ
はかりで重さを計ってみると
615g
ちなみに大きさ比較で隣に並んでいた600mlの『お~いお茶』が約625gくらいなので、それよりもちょっと軽いくらいです。
重さも軽いので片手で持ち運びも楽々です!
実際の消費電力は?温風は?
定格パワーは900W
実際の消費電力は一体どれくらいなのでしょうか?
ちなみに本体裏面に貼られたステッカーには定格周波数は50Hzと書かれてる事に後から気づきましたが、取説には50~60Hzと書かれているので全く問題なさそうです。
私の住む地域は60Hzですが今の所問題なく使えています!
一番気になっていた消費電力(W=ワット)。
実際にどれくらいなのかワットメーター付きの電源タップで消費電力を見てみたいと思います!
スイッチは只今停止中のOの所です。
停止中の消費電力はもちろん0Wです。
低温運転
スイッチをIの所にして低温運転開始!
低温でONにした直後の消費電力は一瞬1040W近くまで上がりましたが、その後は徐々に消費電力が落ちて安定してくるようです。
自動車などでもそうですが、やはり動き始めが一番高負荷が掛かりますね。
私も朝起きて動き出す時が一番辛いですもん!💦
低温ONにして数分経過した後の消費電力を観察してみると大体560W前後をフワフワとしている感じでした。
温風ですが、30~40cmの距離なら低温でも丁度良い暖かさ!
丁度良い!
本体から60cmほど離れると、温風がほとんど届かないのでちょっとぬるいかな~…?というような感じでした!
高温運転
スイッチをIIにして高温運転開始!
瞬間的に1500Wを超え、1563Wの消費電力を一瞬表示!
この電気タップの仕様限界の最大1500Wを超えた事を知らせる警告ブザーが少し鳴ってしまいました。
出足は本当にパワー要りますね!💦
ONから数分間の消費電力はおよそ850W前後で落ち着きました。
安定してくると実際は900Wよりも少し省電力で運転していました!
温風は30~40cmの距離で高温だと暖かいを超えてちょっと熱いくらい!?
熱風に近い温風が斜め上にモワっと上がってくる感じ?
高温モードの排熱量に対して、温風を散らすファンの風量が少し足りてないような感じがしましたが、激寒の時なら丁度良いのかもしれません!
使ってみると
セラミックミニヒーターを使ってみて感じた事をまとめてみました。
良かった所
- 見た目以上に暖かい!
- 弱モードでも狭い部屋なら全体がやんわりと暖かくなる。
- 机の下などの足元を温めるのに最適!
- コンパクトで軽く持ち運びやすい
- 消費電力が一般的なヒーターに比べて省エネ
気になった所
- 光物が一切無いので電源が付いているのかちょっと分かりにくい
- 書かれている仕様がちょっと怪しい
- 風量が少し弱いかも
- 60cmほど離れると温風をあまり感じられない
- 電源ON直後は倍ほどの消費電力になるのでブレーカー落ちに要注意!
真っ暗な所や騒音が大きい場所、耳が遠い方がいる環境では電源が付いているか分かりにくいので、電源の消し忘れ防止にもせめてLEDかムギ電球を1つくらいは付けて欲しかったなと思いました。
少し気になる所もありますが、価格を考えると瞬時に温めるというヒーターの目的はしっかりと果たしてくれているので、コスパは良いのではないかと思いました!
よほど寒いとき以外は弱モード(実消費電約560W)でも十分だと私は思いました。
このヒーターは近距離で使用する場合など足元を温めるのにも最適なヒータだと思いました!
一台のコンパクトなミニヒーターとコンセントが挿せる場所があるなら机の下や台所やトイレなどでも足元を瞬時に暖かくする事が出来ますよ!