寒い冬が近づいてくると、朝布団から出るのが辛いですよね💦
自宅のカーポートや駐車場置いてある自動車も寒くなると窓ガラスに夜露が付いたり、霜が降りてきてカッチコチに凍ってたり…。
朝早くに出かける前に1つ仕事が増えるのがちょっとやるせない気持ちになります…。
本格的に寒くなってきた現在は12月。
皆さんの愛車のセルモータの音は、夏ごろに比べて何か気付く変化はないでしょうか?
ドライブレコーダーに異変
2023年5月頃。
前方後方室内の3カメラ式でフロントカメラは最大4Kの高画質で録画する事ができるVANTRUE N4というドライブレコーダーをフォルクスワーゲンのGOLF(ゴルフ)7.5Rに取り付けました。
私自らがVANTRUE N4を取り付けてみたのですが、特に問題なく無事に作動していました。
しかし、11月半ば頃からふとドラレコの様子を見ると、なぜか電源が入っていない事が起こるようになってきました。
取り付け時の電源ケーブルの差込不良?
エンジンが掛かっている時でしたが、試しにUSBの電源ケーブルを差し直すと普通に自動起動したので、端子にゴミでも挟まっていたのかなと思っていました。
そして、また数日後の寒い日の朝❄
エンジン始動時にドラレコの様子も見ていると自動で電源が入らない!
試しに手動で電源ボタンを押すと問題なく電源は入る…。
う~ん…これ電源ケーブルは関係ない。
でも何かががおかしい…。
この状態が続くと、必要な時にドラレコが動いておらず事が起こった時に何も録画できていなければ大問題!
なんとかせねば!
きっと原因があるはず…
とりあえずドラレコ本体に問題が無いかVANTRUEのホームーページのサポートページを見にいきました。
すると、『ドライブレコーダーが自動的にオンにならない問題を修正しました。』と英文で書かれた内容のファームウェアを発見!
絶対これだ!と思い速攻バージョンアップ。
↓ VANTRUE HP内 サポートページ ↓
しかし、症状はほとんど変わりませんでしたが、VANTRUE N4のファームウェアの更新ができるプログラムを発見する事できたので、それはそれで良かったです!
ドラレコ本体の問題ではないかも?
弱くなったような気がしていたセルモーターの音
何度も起こるドラレコの電源が自動で入らない問題。
思い返してみると、ドラレコの電源が入らないのは決まって気温が寒い日の朝が一番多く、
逆に日中の気温が上がっている時には起こった事がない…。
そして、近頃感じていたのがエンジン始動時のセルモーターの音
暖かい日中は『ギュル ギュ ギュ ギュ』という音で始動します。
寒いと感じる日の朝は『ギュルンッ ギュッ ギュッ ギュッ』というワンテンポ遅くなったような元気がないような始動音がするのです。
そして、またある日の寒い朝の事。
ドラレコ起動しない現象がバッテリーが引き起こしているという決定的な瞬間を見てしまったのです。
アクセサリー電源だけONにしてドラレコが自動起動するまで見届けました。
その後、セルモーターを回した途端にドラレコの電源がプチッと落ちたのです。
これ、やっぱり…バッテリーの寿命だ!
バッテリーの電圧
バッテリー電圧がどれくらいなのかレーダー探知機の機能を使って見てみました。
外気温6.5℃
エンジンは始動させずにアクセサリー電源をONにした状態では電圧12.2V(ボルト)でしたが、この時はドラレコはまだ自動起動していました。
そして、この後の2日間はエンジンを掛けずに駐車していました。
気温8℃で電圧を確認してみるとバッテリー電圧は11.8V(ボルト)まで低下!
ここでドラレコの自動起動しない現象発動!
それどころかセルモーターの音もかなり危うい状態になっておりましたが、幸いエンジンはギリギリかけられました。
一般的にバッテリーの寿命は2~3年で、バッテリー電圧が12.5V以下になったら交換の目安と言われているので11.8Vはまさにバッテリーの交換時期。
これがもしマイナス気温だったら、完全にアウトだったかも…!?💦
この状態のバッテリーだと、近々セルモーターがエンジンを始動できなくなるのも時間の問題。
最悪の場合JAFに助けを求める事になるので、誰かに迷惑を掛ける前にバッテリーを早急に交換する事にしました!
バッテリー交換
バッテリーの寿命が近い事実を知ってしまうと交換するまでの間はエンジンが無事に掛かるか心配!
ちょっとドキドキ💦
バッテリーの型式をチェックする為にボンネットを開けます。
型番が分からないなら直接見てチェックするのが一番早くて間違いないかもですね♪
ゴルフ7.5Rのバッテリーはボンネットを開けた方向から見た右奥側の四角い布のケースの中にあります。これを空けると…
バッテリーのお出まし!
VARTA E39
570 901 076
ドイツ製のVARTA(バルタ)バッテリーは身近なカー用品店では在庫が置いてない事も多く、価格もそれなりに高かったりするので今回はネットで探す事にしました。
今回は、フランス発のオートバックス的な存在のショップで輸入車から国産車まで幅広い自動車用品を販売しているNorauto(ノルオート)でバッテリーを購入しました。
早朝に注文したら、その日の夕方に商品発送の連絡が入り、次の日にはもう届きました♪
スピーディーで助かります!
↓ Norauto(ノルオート) 楽天市場店 ↓
注文して届いたバッテリーは
VARTA A7
570 901 076
元々E39のバッテリーが付いていましたが、2023年7月からE39がA7に品番が変更されたそうです。
品番が変わっただけで性能は全く同じバッテリーです。
※今後また品番が変更される可能性が有るかもしれませんのでご注意ください。
民間の自動車整備工場
今回私は忙しくて時間が取れなかった事と、古いバッテリーを処分する手間や天気も悪く外で作業をする事もできなかったので、民間の自動車整備工場にバッテリーを持ち込み、取り付けをお願いする事にしました。
私が今回お願いした民間の整備工場ではバッテリーの持ち込み交換の費用は6,600円でした。
この日は平日で空いていたので、電話したその日のうちに入庫して待つ事ほんの約10分ほどでバッテリー交換が完了し、廃バッテリーも引き取ってもらいました。
流石プロは早いですね~♪
自分で交換する場合
最近の自動車は安易にバッテリーの端子を外すと車両のメモリーがリセットされて何かしらのエラーが表示されてしまったり、セキュリティが誤作動したりと厄介になっている場合が多い様です。
特に輸入車はセンサーが多く、トラブルが起こると自分で対処するのも難しいかもしれません。
もし、ご自身でバッテリー交換に挑戦する場合はメモリーキーパーなどが有ればメモリーのリセットを防ぐ事ができます。
バッテリー本体の他にメモリーキーパーとレンチがあればできそうなので、工具代は約3,000円くらい?
作業時間は私だと1時間くらいかかるかも…💦
廃バッテリーはガソリンスタンドで無料で引き取ってくれる所もありますので、ガソリン給油のついでに店員さんに引き取ってもらえるか聞いてみるのも有だと思います。
金属廃品スクラップ回収業者などで廃バッテリーを買い取ってくれる所も有るそうです。
廃バッテリーは処分費用を取られる事も有りますが、逆に売れる所もあるのでちょっと不思議な感じですよね~。
ディーラー
もし、VW(フォルクスワーゲン)のディーラーでバッテリー交換してもらうとなると、来店予約を取るのに大体1週間以上先になる事も珍しく無く、バッテリー本体と工賃を合わせて約5万円かそれ以上の見積もりになる事も有るそうです。
ディーラーで交換してもらえば間違いなですが、ディーラーは車を売る所です。
価格は一番高く、時間も掛かると思います!
近所で輸入車のバッテリー交換できる工場を探すなら
お近くで、メルセデスベンツ、BMW、Audi、VW(フォルクスワーゲン)、ポルシェなど
輸入車のバッテリー交換などが可能な整備工場をお探しでしたら、ディーラー品質ながら安くて早い、見積もり&電話相談無料で全国200社の工場が対応の輸入車専門の【buv.LABO】を利用してみるのも良いかもしれません!
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バッテリー交換後の様子
整備工場から戻ってきました✨
エラーメッセージも全然出ておらず無事にバッテリー交換が完了したようです♪
この時の外気温7.5℃
電圧は12.3V
あれれ?
バッテリー替えて1日放置した後の電圧ですが、新品バッテリーに変えたばかりなのに既にやばい…!?
しかし!
セルモーターを回してみると…
『ギュルンッ ギュッ ギュッ ギュッ』と今にも力尽きそうだった音が、
『ギュルルルルル!』というバッテリー上りとは無縁に思えるようなパワフルな始動音に変貌していました!
その後、新しいバッテリーに交換してから約2週間ほど経ちましたが、
寒い朝も、2~3日放置した後でもドラレコが起動していないという事がピタリと無くなりました!
まとめ
電圧が高いからまだバッテリーは大丈夫?
電圧が低いからすぐにバッテリーを交換しなくてはいけない?
バッテリー電圧はバッテリーの寿命の判断をする一つの目安になりますが、
電圧だけでバッテリーの寿命決めつける事もできないかもしれません。
今回のセルモーターを回すとドラレコの電源が落ちてしまう現象引き起こしていた原因は恐らくバッテリー劣化による容量不足。
セルモーター作動時には大電流が必要なので、劣化で容量が減ってしまったバッテリーは大電流を流す為に電圧が瞬間的にかなり低くまで電圧が下がってしまいます。
そんな状態ではドラレコに給電される電圧も安定しないためにエンジンが掛かった時にはドラレコがパニックになって電源が落ちてしまうという事になっていたのでは無いか思います。
通勤や仕事で毎日車に乗っているドライバーの皆さんも、セルモータの音を毎回聞いていると少しずつセルモーター音が弱くなってきている事には気付きにくいかもしれません。
ドラレコが自動で起動していない時はバッテリーの寿命が近づいているサインかも?
車の電装品に何らかのパワー不足や異変を感じたら、一度バッテリーの状態を確認してみてみるのも良いかもしれません!