コンパクトで手ごろな照明器具が欲しい
暗い所で植物の成長記録をカメラで撮影する為、何か照明になる物が必要になったので、なるべくコンパクトで持ち運びやすく、調光機能も付いたライトスタンドを探していました。
そこで、色んなネットショップ等でライトスタンドを見て回りましたが、お手頃物だと大体1000円前後で調光機能が付いているものが買える事がわかりました。
ライトスタンドも色々種類有るんですな~と見ていたのですが、どうも私のイメージしているライトスタンドがなかなか見つかりませんでした。
そういえば!
最近は100円ショップにも良さげな家電が置いている事があるので、もしかしたら丁度良い照明になりそうな商品が100円ショップに有るかもしれないぞと思ったので行ってきました。
100円ショップのセリア(Seria)で売っていた調光機能付きライト
私の行った100円ショップのセリアの家電コーナーには、LED懐中電灯やLEDのランタン等、色々なLED商品が置いてありました。
その中に、なんと調光機能付きのUSBライトと調光ライトスタンドがあったので、この二つを試してみました。
☆光の強さを自由に調節!!USB 調光ライト☆
1つはこちらのUSB 調光ライトです。
光量の調整はボリュームで無段階に変える事ができるタイプなので、好きな明るさに自由に変える事ができる優れものです。
自由に曲げる事ができるフレキシブルアームの長さは18cmです。
アーム部を円の形に曲げると、大体トイレットペーパーの真より一回りほど大きい円ができます。
この丸いキャップ形の部分が光をコントロールする調光ツマミです。
USBコネクタの少し上の部分に付いています。
LEDの部分です。
SMD(表面実装)タイプのLEDが3つ装備されています。
モバイルバッテリーに装着して明るさを全開にして使ってみました。
明るさ的には、ラノベやコミックを読むなら丁度良い感じでした!
新聞も大きく広げて端までハッキリ読む事も出来ます、が、これ以上面積が大きい物だと少し明るさが足りなくなるかもしれません。
ちなみにこのペットボトルを照らしてい写真は、なるべく見た目に近い状態の明るさとホワイトバランスに調整して撮影してみました。
調光の様子はいかに?
調光の様子を動画にしてみました。
無段階調整が可能なので、このように明るさを自由自在ににコントロールする事ができます。
カチッ!と鳴っているのは調光ツマミのON-OFFの部分から出ている音です。
少し残念な点としましては、LEDから光が出なくなる寸前までツマミを絞るとジワジワ暗くなるのではなく、パシッとLEDが消灯してしまうので超微光量は使えないようです。
☆調光スタンドライト(電池式)☆
2つ目はこちらの単三乾電池3本で推定約19時間使えるという調光スタンドライトです。
こちらのスタンドライトも同じく、調整ツマミで光量をコントロールすることができます。
フレキシブルアームの長さも同じく18cmとなっています。
こちらはスタンドライトの底部になります。
電池カバーがここにあるのですが、ドライバーなどは特に必要なく手で開け閉めする事ができます。
電池カバーを開けると、単三電池が3本入れる所が現れました。
奮発して新品のエボルタを入れてみました!
エボルタなら19時間以上もちそうな気がしますが、果たしてどれくらい持つでしょうか?
※追記
エボルタを使い、ギリギリLEDが光る最小出力の状態でノンストップで使い続けたところ、約13日後あたりで光量が落ちている事を確認しました。
出力を絞るとかなり長く持つもんですね!
LEDの部分です。
これもまた先ほど紹介したUSBライトと同じSMD(表面実装)タイプが3個ついていました。
調光ツマミの動作の感じも同じでした。
実はこの二つの調光ライトは両方ともグリーンオーナメントという会社が扱っている商品なので、もしかしたら電源の種類やライトの形は違いますが、それ以外の部品は同じ物を使っている感じがしました。
調光スタンドライトとUSB調光ライトの光を比較してみました。
※2021年12月現在に調光スタンドライトとUSB調光ライトを再び購入してみたところ両方とも調光スタンドに付いている明るい方のLEDチップと思われる方が付いておりました。
調光スタンドライトとUSB調光ライトの二つを並べて光量全開で同時点灯してみました。
ん!?
こちらの写真は、見た時に近い明るさとホワイトバランスに調整して撮影していますが…
この二つのライト、誰が見ても光の色が明らかに違う!
そして、明るさもスタンドライトの方がちょっとだけ明るい気がする…
光量の出力を最小にしてLEDの光源を直で撮影してみました。
私の目でパッと見た感じの色温度は、調光スタンドライトの方はかなり白に近い感じがしたので推定5000K辺りで、USBスタンドライトの方は少し青みが有るので推定6000K辺りかなと感じました。
両方のLEDチップの部分を拡大して並べてみました。
同じだと思っていましたが、よ~く見てみると両方のLEDチップの色や形がちょっと違うように見えます。
※これはあくまで私の予想なので間違っている可能性が有りますが、製造業界では同じ品物でも製造ロット等の違いで途中から別の部品に切り替わって使うことがあります。
それが今回のLEDチップに適用され、途中からを別のLEDチップに切り替わって作るようになったのが色の違いとして表れたのではないのかなと予想しました。
実際は、ほんとに別物なのかもしません…!?
※2021年12月現在に調光スタンドライトとUSB調光ライトを再び購入してみたところ両方とも調光スタンドに付いている明るい方のLEDチップと思われる方が付いておりました。
まとめ
今回は100円ショップのセリア(Seria)で売っていたUSB調光ライトと、調光スタンドライトの紹介でした。
光量の調整で極微光量域の調整ができない所だけが少し残念でしたが、それ以外はデザインもカッコよく、コンパクトに持ちびできるライトが手に入って良かったです。
なんせ、100円(税込み110円)で調光器付きのLEDライトが手に入ってしまうとは凄すぎて脱帽です!
何か買う前にはコスパ最高の100円ショップに一度足を運んでみると欲しかった物がお安くゲットできるかもしれません!
ちなみに私が購入した調光ライト達は、日夜の豆苗観察の撮影照明として大活躍しています!