豆苗って何?
街のスーパーや、デパートの野菜コーナーに行くとキャベツ、レタス、トマトにニンジンなどのメジャーな野菜が豊富に陳列されています。
そして、かいわれ大根が置いている辺りの所に、ひときわ大きな袋に入った大きなかいわれ大根のような物を目にすることが有ると思います。
その正体は豆苗(とうみょう)と呼ばれる、エンドウ豆の若葉です。
その昔、中国では豆苗が食べられていたそうですが、年間通しての安定した収穫が難しかったため、お祝い事や、特別な日以外では一般家庭でそう食べる事が出来ない豆苗は高級食材となっていました。
その後、日本にも豆苗がやってきて年間通しての安定した収穫できるようになり、スーパーの売り場にもよく現れるようになったのでした。
豆苗は再収穫できる!
今回は、豆苗やブロッコリースプラウトを日本の世に普及させたスプラウト系野菜の国内大手、
村上農園の豆苗を食べ、包丁で切り落とした根に付いた豆から再び豆苗を育ててみたいと思います。
パッケージの裏側を見てみると、育て方をバッチリ書いてくれています。
このように、豆苗を切断して残った根本の部分を容器に入れ、室内の明るい場所で水を1日に1~2回入れ替えながら7~10日間ほど育てると再収穫できるのです!
まさに蘇る食べ物!
とりあえず豆苗をパスタにして食べます!
バター塩昆布豆苗パスタの材料
- 豆苗
- 塩こんぶ
- パスタ
- バター
実は以前テレビで豆苗の特集番組をやっていたのですが、そこで豆苗パスタを作っていたのがとてもおいしそうだったので、マネして作ってみました!
バターの香りと、豆苗のシャキシャキ感、塩昆布のミネラルたっぷりな旨味が素敵なハーモニーを生み出してくれるパスタになっています。
オススメです!
味の濃さは塩昆布をお好みで入れて調整します。
豆苗の育成開始!
今回はスーパーのお惣菜のサラダ容器で豆苗を育てていきたいと思います。
綺麗に洗っておかないといけませんね!
※おまけで、豆苗に似た形をしている”かいわれ大根”も再収穫できるか横で実験してみました。
ここから約8日間育ていきます。
容器に入れてセットした直後の様子なので、ここから本当に生えてくるかちょっと心配です。
開始から1日経った辺りではあまり変化はなかったのですが、約2日経ったこの写真では少し豆苗の芽が大きくなってきているのが分かりました。
この記事を書いている現在8月中旬なので、家にいたこの2日間は部屋のエアコンがフル稼働していたので、室温は高くても30℃前後までしか上がっていませんでした。
開始から約6日後の様子です。豆苗は大きく成長しました!
2日後以降は日中は留守の為、エアコンは停止して窓は締め切っていたので室温は40℃近くまでどんどん上がっていたと思います。
8日後の様子はかなり大きくなり、そろそろ食べごろに思えたのでこの日に豆苗を収穫することにしました。
育てていくと少し愛着が湧いてしまうので、思い切りおいしく食べてやることにしました!
育てた豆苗は肉巻き豆苗フライに姿を替えました!
塩コショウで下味を付けた豚肉で豆苗を巻き、衣を付けてこめ油で揚げてみました。
揚げると豆苗がアスパラガスのような食感になり、とてもおいしかったです。
豆苗のタイムラプス動画の紹介
今回の豆苗が育っていく様子と料理している時の様子を少しファンタジーホラー風な動画にしてみました。(多分全然怖くはないはずです。)
2分20秒あたりから豆苗がどういう風に育ったのか分かる迫力のタイムラプス映像が収録されています!
再収穫した豆苗を更に再々収穫できるか試してみる事にしました。
今回、食べた豆苗の根から本当に豆苗を再収穫できるのか少し心配でしたが、8日間豆苗を育て続けてみたところ、本当に大きく豆苗は育ってくれ無事に再収穫する事が出来ました。
豆苗は2回までなら再収穫できるという情報をキャッチしたので、私は食べた豆苗をもう一度容器にセットし、再び育ててみる事にしました!