ゴープロ(GoPro)に外部マイクが装着できる!MEDIA MOD(メディアモジュラー)の音質を聞き比べ!

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カメラアクセサリー
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MEDIA MOD(メディアモジュラー)

アクションカメラのGoProで撮影した動画の音質をもう少し良くしたり、暗い所で補助ライトなんかも付けれたら便利なんだけどな~

そこで今回は音質の向上が期待できる外部マイクや、補助ライトや追加ディスプレイなんかも装着できるというGoPro専用の拡張アクセサリーMEDIA MOD(メディアモジュラー)の外観や音質の違いなども試してみました!

黒いこちらの箱がMEDIA MOD(メディアモジュラー)です!

※2024年2月現在の対応機種
HERO12 Black
HERO11 Black
HERO10 Black
HERO9 Black

こちらとは別の物になりますが、HERO8 Blackのメディアモジュラーも存在します。

今後、新たに対応機種が増えるかもしれませんので詳しくはGoProの公式HPをご確認ください。

↓ GoProの公式HP↓

GoPro | World's Most Versatile Camera | 今すぐお得にゲット
驚くほど万能なアクションカメラやアクセサリーはここでチェック。防水、ライブストリーミング、ブレ補正などの機能により、可能性は無限に。

箱の裏側です。

図を見ると追加の拡張アイテムで新たに画面を装着できるディスプレイモジュラーや、暗い所でも最大200ルーメンの光量のLED照明で照せるライトモジュラーなども装備できるようです。

これらはMEDIA MOD(メディアモジュラー)用の物なので相性もバッチリ!

更にここに撮影画角を広げるMAXレンズモジュラーも付ければ、アクセサリーをフル装備のGoProができそうですね♪

外観

MEDIA MOD(メディアモジュラー)の箱の中身はこのような物が入っていました。

MEDIA MOD(メディアモジュラー)重さは約56g

正面

正面の様子です。
左上には丸い形をした前方用のマイクの空気穴がメッシュで覆われていました。

メッシュ部分は直径約13mmほど。

背面

背面です。
右上の背面用のマイクの穴は前方に比べて少し小さいです。
長手方向を横に約11mmと縦が約5mmほどの大きさでした。

マイクの下には3つのシリコン系の蓋が付いていました。

その3つの蓋を開けるとHDMIの出力端子USBのTYPE-Cマイク用の3.5mm入力端子が付いています。

側面

GoProのロゴが入っている側面側には電源/mode切り替えボタンが備わっています。
メディアモジュラーを取り付けていてもGoProの操作は同じようにできるのが良いですね♪

反対側の側面

こちらの側面にはコールドシューマウントが付いているので、アクセサリーの組み合わせ次第では色んな使い方ができそうです。

コールドシューとホットシューの違い

コールドシュー
電気接点が存在しない固定するためだけのシュー

ホットシュー
カメラの外部ストロボなどを装着した際に通信できる電気接点があるシュー

ちなみにこちらはCANON(キャノン)製カメラホットシューです。
真ん中辺りに電気接点がありますね♪

上部

上部にもコールドシューマウントが装備されています。
一眼カメラや、一部のコンデジなどにも良く付いているシューの場所と大体同じ位置ですね!

底部

底部には三脚などに固定する為のGoPro本体に内蔵されているマウントフィンガーを使えるようにするために大きな横長の穴が開いていました。

メディアモジュラーのマイクの構造

※ご注意!
メディアモジュラーのマイクカバー部分は通常取り外せない構造になっています。
以下の様に分解すると元に戻せず壊れます!

これは分解行為なので保証も効かなくなると思いますので不用意に開ける事はお勧めできません。
もし開ける際は自己責任でお願いいたします。

ここのマイクの中身が一体どんなになっているのか?
私の興味本位でマイナスドライバーを使ってゴリゴリと剥がしてみました。

カバー部分はハメ込み式ではなく、両面テープで固定されているだけの様です。
そして、御覧の様に両面テープが絡まって元に戻せなくなってしまいました!💦

私の自業自得です!

カバーの下に付いていた両面テープは更に細かいメッシュに覆われており、メッシュは恐らく接着剤でガチガチに固定されているようです。

メッシュもべりッとめくってみました。
(メッシュ破れてしまいました!)

指向性マイクは斜め45度くらいの角度で前面用と背面用のモノラルマイクがそれぞれ1つずつ付いている様です。
音源を拾う向きに対してマイクを横にする事で風切り音対策をしているのかも?

分解したマイクのカバーは何とか元に戻しましたが、メッシュは破れてしまい両面テープの粘着力が落ちせいでカバーが外れやすくなってしまいました。
収音にも不具合がでる可能性が有るので不用意に分解する事は絶対やめた方が良いです!

ウィンドスクリーン(マイクの風防)

このうわふわした物は風切り音を強力に抑えれるウィンドスクリーンです。
重さは約2g

これを装着する事で最大時速32Km/hの風切り音を軽減してくれるそうです!

ウィンドスクリーンの裏側にはこのようなフレームが入っており、メディアMOD本体のマイクの溝の溝にカチッとはめこむ構造になっており、何か物に強めにぶつけたりしない限りは簡単には外れない様な構造になっていました。

台風の暴風や、バイクでツーリングする時の風くらいなら外れる心配はないかと思われます!

大きさと重さ

GoPro Hero10メディアモジュラーを並べてみました。
装着すると大体一回り近く大きくなるので、一般的なコンデジより少し小さいくらい?
厚みはレンズの所を無視すると、約2mmほど大きくなっただけなのでほとんど気になりませんでした。

メディアモジュラー(約56g)にウィンドスクリーン(約2g)装着で約58g

GoPro Hero10本体 (バッテリー込み、蓋外し状態)約148g

合計約206g
流石に重くなりますね💦

取り付け方

メディアモジュラーにGoPro本体を入れ込んでいきます。

まず電池やSDカードが入っている所のカバーをパかッと開け。

カバーをプキッっと外します。

メディアモジュラーの蓋も上げ…

ガイドに沿ってGoPro本体をググっと押し込んでいきます。

GoPro本体を押し込み、パチッと蓋をすればメディアモジュラーの装着完了です!✨

本体を起動してメディアモジュラーがうまく接続されえていればこんな感じの画面が!
画面内の下の方にマイクが拾っている緑色の音のレベルゲージが表示されているので、音を拾っているのが目で見えるのがちょっとカッコいいですね♪

問題点はバッテリー交換時にメディアモジュラーを毎回取り外さないといけないという事…。

しかしメディアモジュラーには給電口があるので、バッテリー交換しなくともモバイルバッテリーなどで充電しながら撮影し続ける事も可能です!

【動画】それぞれのマイクの音

※音量差がありますのでご注意ください。
ヘッドフォンの方が音の違いが分かりやすいかと思います。

GoPro本体内蔵マイク

GoPro Hero 10の本体内蔵マイクの音です。

内蔵マイクの音はステレオで周りの音をバランス良く拾えています
私が使う分には、GoPro本体の内蔵マイクでも十分高音質な音を拾ってくれているので、絶対に外部マイクがないとダメだと言うような事はないです!

GoPro
GoPro
メディアモジュラー【前面マイク】

前面方向に付いているマイクの音です。
指向性のモノラルマイクなので立体感は有りませんが、通り過ぎた車両とこちらに向かってくる車両のタイヤのロードノイズの音も内蔵マイクに比べてかなり遠くからも良く拾っている事が分かるかと思います!

遠くの音を録りたい時などに役立ちそうです!

メディアモジュラー【背面マイク】

背面マイクの音です。
車が通過した後の音も他のマイクに比べて良く拾っています。

背面用のモノラルマイクなので、YouTuberの方などがレポートしたりするなど、撮影者自身の音声を録りたい場合には良いのではないかと思います!

メディアモジュラー【TASCAM TM-2X装着

メディアモジュラーにTASCAM TM-2Xと言う外部マイクを取り付けてみました。
動画の音を参考にして貰いますと、頭の周りを包み込むようなきめ細かい立体感のある音を拾っているのが分かるかと思います!

TASCAM TM-2Xは軽くてGoProの撮影範囲内にマイク本体も映り込みににくいのでお勧めです!
このマイクも下記で紹介しておきます。

【外部マイク】TASCAM TM-2X

メディアモジュラーの3.5mmマイク端子を利用して、丁度コールドシューに取り付けられそうなサイズの外部マイクを探していた所、TASCAM TM-2Xという外部マイクを発見しました。

私としてはこの外部マイクを取り付けてもまだGoProをアクションカメラとして使えるサイズに納まっていました。
風切り音対策に大きめのファーウィンドスクリーンが付いていますが、画角内に映り込む事もギリギリ有りませんでした。
※ファーウィンドスクリーンの取り付け位置によっては若干映り込む可能性は有るかもしれません。

マイク本体は約78gファーウィンドスクリーンは約7gと合わせても約85gと軽量です!

↓ Amazonの TASCAM/ティアック株式会社のページ ↓

TASCAM | ティアック株式会社
TASCAMは、確かな音質と高い耐久性で長年に渡り支持され世界中の放送・録音現場に導入されています。 その実績と経験を活かしプロフェッショナルのための音響に関わるトータルソリューションを提供するブランドです。

TASCAM TM-2Xの機能には、マイクの入力感度のLow(低い)/High(高い)の切り替えや、不必要な低音域をカットできるローカットフィルター機能も備わっています。

高音質な音を拾えるエレクトレットコンデンサータイプのX-Y方式のステレオマイクです。
単一指向性のマイクがLとR方向に向いており、立体感のある音が拾えるというマイクなのです。

上の写真の様にマイクの上下方向も調整できるので、拾いたい音源の方向にクルッっと回す事ができます。

メディアモジュラーに装着しても使いやすい外部マイクの一例でした。
他にも探せば相性が良いマイクがあるかもしれません!

まとめ

今回はMEDIA MOD(メディアモジュラー)を実際にGoPro Hero 10に取り付けて使ってみました。
良かったところ少し気になった所をまとめてみました。

良かったところ

  • 外部マイクを取り付けられる
  • 外部のLEDビデオライトなども使える
  • USBの充電端子が付いているので充電は意外とやり易い
  • 本体が一回り大きくなる分、人によってはボタンを操作しやすい

少し気になった所

  • バッテリーを交換する時にメディアモジュラーを取り外さないといけない
  • メディアモジュラーの指向性マイクがモノラルなので環境音を録音するには少し物足りない
  • 完全防水機能が失われる
  • 重量が重くなる

メディアモジュラーは使用者の使用環境によって重要性が変わるので、あった方が良いと言う方と、GoPro単体だけあれば特に必要ないと言う分かれるかもしれないと思いました。

GoPro内蔵の音と別の音声レコーダーの音を後から動画ソフトで同期させて合成する方法もありますが、長時間だと音ズレが起こる事もあるのでやはり動画と音声はそのまま使えた方が楽です!

もし外部マイクだけ別で固定して使用したいならマイクアダプターという物もあるので、それを使うというのも一つの選択かもしれません。

メディアモジュラーはとにかくGoProに何かしらのアクセサリーを取り付けたかったり、音に重点を置いた撮影を重視したい方にオススメできるのではないかと思いました!

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