台所の拭いても拭いても取れない油汚れ!
固まった油汚れも蒸気の熱で掃除ができるスチームクリーナーをご存じですか?
今回は高圧洗浄機などでもお馴染みのドイツのKARCHER(ケルヒャー)社のスチームクリーナーを使って台所をクリーニングしてみました!
スチームクリーナー SC3 EASYFIX プレミアム
こちらはKARCHER(ケルヒャー)のスチームクリーナー
SC3 EasyFix プレミアム✨
通常のSC3 EasyFixと本体の性能は全く同じですが、プレミアムは値段が少し高くなっています。
プレミアムは付属の装備品が更に充実しており、本体の色がイエローカラーではなくホワイトカラーになっているのが特徴です!
↓KARCHER(ケルヒャー)HP内 スチームクリーナーのページ↓
SC3 EASYFIX プレミアムの標準装備品
- イージーフィックスフロアノズル(床の掃除用)
- イージーフィックス用マイクロファイバークロス
- パイプ(延長用)
- スケール除去カートリッジ(給水時の水あかの成分除去する為の物)
- ハンドブラシ
- マイクロファイバーカバー
- ノズルヘッド
- スポットノズル(プレミアムのみ付属)
- ブラシ(ノズルヘッドの先端に装着用)黒色と黄色
SC3 EASYFIXの特徴
電源をONにした後、他のモデルと比べても短時間でスチームを噴射できる!
給水時も作業も止めることなく連続で使い続ける事ができる!
電源ボタンをONにすると
わずか約35秒でスチームを出して使えるようになるスピーディーな立ち上がり!
クリーニング途中で水が足りなくなったら…
水道水をそのままタンクに水をつぎ足す事ができる!
掃除に集中する事ができるので時間短縮にも!
スケール除去カートリッジが付いているおかけで水あかとなる成分を取り除いてくれるので、内部ボイラーの洗浄も不要!
カートリッジの寿命は使用する水道水の硬度によって異なるそうですが、おおよそ1週間に1時間使うとすれば1年に1回くらいが交換の目安のようです。
※軟水よりも硬水を使用した時の方が方がカートリッジの寿命が短くなるようです。
大きさ
スチームクリーナー SC3の本体は一見掃除機に見えなくもないので、皆さん家庭にもあるかもしれない紙パック式のコード式掃除機と並べてみました!
掃除機のメーカーやモデルにもよりますが、大体掃除機の本体とも同じくらい大きさです。
Dyson(ダイソン)のV10コードレス掃除機とも並べてみました。
小さくもなく、大きすぎでもないサイズ感だと思います。
ちょっと気になる所
使う人によっては電源コードの収納が少し面倒に思う事があるかも…?💦
慣れてしまえばなんてないのですが。
一見コードは巻取り式なのかと思いますが、実は巻き取れません💦
実際使っているとそんなに気にはなりませんが、できれば欲しかったなと思いました!
私の場合は、使用しない時は元箱に入れてるのですが、コードやホースなどをうまく元に戻すには少しテクニックが必要です。
実はSC3の上位モデルが存在します。
ケルヒャーの持っている全ての技術が結集されたハイエンドモデルのスチームクリーナー!
SC 4 DELUXEでは電源コードやホース、アクセサリー類も収納できる機能が付いていて、スチームの強さも調整可能との事なので、SC3ユーザーとしては羨ましい機能です!
【別売り】スチームターボブラシ
今回こちらのSCシリーズのスチームクリーナー用のスチームターボブラシも同時に使ってみました!
スチームターボブラシはブラシが振動するので通常のブラシよりも洗浄時間を50%短縮できるという便利な代物で、凹凸のある場所や、こびりついた汚れを掃除するのに最適との事。
↓KARCHER(ケルヒャー)HP内 スチームクリーナーアクセサリーのページ↓
スチームターボブラシの箱の中身にはこちらの物が入っていました。
本体とブラシがそれぞれ1個と説明書の様な物が1枚。
スチームターボブラシの本体を軽く振ってみるとカラカラと中から音がします。
これは異常ではなく、このカラカラが振動を発生させる重要な機構になっているようです。
SC3に付属していたノズルヘッドとスチームターボブラシを並べてみました。
大きさは一回り大きいくらいです。
ブラシも付けてみるとこのような感じです。
【動画】ブラシ使用時の様子
浴室の床を掃除しています。
SC3に付属していたノーマルのノズルヘッドです。
こちらはスチームが出でいるだけで振動はしていません。
スチームターボブラシの様子です。
※動画ではブラシの先端だけが動いているように見えそうですが、ノズル全体が振動しています。
振動は電動歯ブラシよりもサイクルがゆっくりな感じで、振動もそれほど強くは有りません。
しかし、手に力を入れずブラシを軽く当てるだけで石鹸カスが振動でブクブク泡立ちながら取れていく様子が分かるかと思います。
ブラシが振動しない状況
真下に向けた状態でスチームを噴射するとは勢いよく振動が始まります。
真横に向けた状態では振動できないようです
色々試してみましたが、35°~45°あたりならギリギリ振動させることができる様です。
クリーニング開始!
それではスチームクリーナーを使って本格的に掃除を始めていきます!
今回掃除したいところは台所のシンクの油と黒ずみです。
台所のシンク
それでは台所のシンクを綺麗にしていきます✨
写真ではそんなに汚れている様に見えないかもしれませんが…
シンクに近づいてみるとこの様な茶色い汚れが…
結構汚れが付いています!
触ると伸びるので油や脂かな~?
これでも洗剤を付けたキッチンタワシで磨いてみたのですが、油汚れなので簡単には取れずにどんどん伸びて広がってしまうんですよね~💦
先端にはスチームターボブラシを装着しています。
動画の様に振動がある為、汚れをなぞるだけで!
簡単に綺麗に汚れが落ちてしまいました✨
排水口
お次は排水口!
定期的には漂白剤で除菌とヌメリ取りはやってはいるのだけど…。
受け皿の部分も茶色くなっている所が!(泣)
料理した日は毎日ネットは交換してはいるのですが、汚れが徐々に積み重なって分厚くなってくると、漂白剤の力だけでは歯が立たなくなってきます。
受け皿の下はどうなっているかと言うと…
正直この先は汚いのであまり見せたくないのですが!
真っ黒!
黒ずみの汚れが付着というか繁殖しています!💦
汚れた底の部分をスチームクリーナーでクリーニングしていきます!
このような所は円筒形の所は蒸気が結構舞い上がってきます😂
私のメガネも曇ってます!
果て、汚れは取れているのかい!?
磨いた所は良い感じに汚れが取れてます!♪
残りの汚れも落としていきます。
見えていた残りの汚れも全部落としてピカピカになりました!✨
受け皿の汚れも同様に落としていきます。
スチームがモクモク!
裏向けて裏側もしっかりと落としていきます。
スチームクリーナーを使ってのの汚れ落としは完了しました!
なかなかの汚れ落とし具合です♪
内側もこんな感じでしょうかね?
奥の細かい汚れの場合は漂白剤
ブラシが直接当たらなくても蒸気だけでも薄い汚れなら落とす事はできますが、ブラシもスチームも届かない奥まった部分に入り込んだ汚れは落とす事はできませんでした💦
ここの黒ずみ汚れは強敵だ!
あらかたの汚れはスチームクリーナーで落としきったはず…。
残りの汚れは台所用漂白剤を使って試してみるのも良いかもしれません!
※塩素系の漂白剤は酸性の成分の物とが混ざり合ってしまうと、有毒な塩素ガスが発生して危険ですので漂白剤に書かれている注意書きをよく読み、窓を開けたり換気扇で空気を循環させるなどの対策を行って使用してください。
では早速施行していきます!
プシュッと漂白剤を一拭き。
数分経過して水で洗い流せばこの通り!
ピカピカ✨
私の台所の受け皿の場合ですが、漂白剤のみだと約1週間くらい経過した頃に黒ずみが再び目立つようになってきますが、スチーム+漂白剤で清掃すると約1カ月近くぬめりと黒ずみの再発生が抑えられている感じがしました!
少し前にSNSで見かけたのですが、
排水口の受け皿自体を銅の物に変えると水に触れた銅から殺菌効果がある銅イオンが溶け出すのでぬめりの原因の菌も発生しにくくなるそです。
いっその事、銅製の受け皿に変えてしまうのも有りかもしれませんね♪
スチームクリーナーでの掃除前後の様子です!
写真の写りでは効果がいまひとつ伝わりにくいかも…💦
よく見比べて頂ければシンク周りのヌメっとした脂汚れが落ちて光の反射が垢ぬけた感じになっている様子が分かっていただけるかと思います✨
実際に目で見るとスッキリした感じになりました!
最後に
スチームクリーナーはやはり油汚れを落とすのに最適です!
他に使う用途としては、フローリングの床掃除やお風呂の掃除、こびり付いたテープ剥がしなんかにも使う事もできたりと思わぬところで役立つときが有ります。
スチームクリーナーはどれくらいの頻繁で使っているかと尋ねられると、私の場合は年に10回に満たないくらいでした。
自分で所有している場合には使いたい時にいつでも使えるというメリットがあります!
●使って失敗した事も有りますので賃貸の方は特にご注意ください!●
長年清掃せずに埃と油が付着した塗装されたレンジフード!
塗装がはがれてしまいました💦
黒ずんでフローリングで長時間スチームした結果
劣化したワックスが剥がれてしまいました!
台風の風で窓ガラスが飛散しないように数年張ったままにした養生テープを剝がそうとした時
フロアノズルを使って広範囲一気に熱したためガラスが膨張してヒビが入ってしまった💦
※一気にやろうとせずに少しずつ剥がせば大丈夫でしたよ♪
もし、スチームクリーナーを収納できる置き場がない場合は掃除用品のレンタルできるサブスクを利用したり、自分で使うがちょっと怖いな~と不安があるのでしたらプロの清掃業者にお任せするのも一つの選択かもしれません♪
スチームクリーナーは冬に使うのがオススメです!
暖房を付けたまま1時間ほど使用したら乾燥した部屋の湿度もぐっと上がって暖かかったです♪
気温が低い冬場の場合、脂汚れも固くなっていて落とすのに時間がかかる事があります。
夏場に使うとかなり蒸し暑い!
夏場に使うと気温が高いので固まった脂汚れも比較的柔らかくなっているので冬場よりも落としやすいですが、湿度が高くて暑い夏場に使用するのはあまりオススメはできないかも…💦
あると役立つスチームクリーナーを一度試してみるのもいいかもしれません!