今回はカブの後輪タイヤをブリジストンの二輪用ハイグリップタイヤ
BATTLAX BT-39SSに履き替えてみました!
履き替え前の後輪(リア)タイヤを少し紹介します。
2020年の12月頃に私が半日ほど苦戦しながらなんとか自力で取り付けた、PIRELLI DIABLO ROSSO CORSA2(ピレリ ディアブロ ロッソ コルサⅡ)でしたが、先日に行った長距離ツーリングから帰ってきてタイヤ見てみると、とうとうタイヤの溝が限界を迎えてしまいました。
このタイヤは2021年の3月頃、路上に落ちていた太い釘が見事にチューブまで突き刺さりパンクするというトラブル等もありましたが、2020年12月前半より2021年7月後半現在まで、ほぼ土日の休日のみの走行で約半年以上持ってくれました。
取り付け直後から走行距離計ってたら良かったのですが…忘れてました😅
このコルサⅡの難点は、ビードが非常に硬くホイールに取り付けるのが大変で、価格も普通のタイヤよりも明らかに高かったです。
ですが!
取り付けて走行を始めると分かるんです。
本当によく路面に食いつき、よく止まり、例え釘でパンクして空気が抜けてしまったとしても、丈夫で固いビードのおかげで空気が抜けた状態でもそこそこの距離を走れてしまう安心感のあるタイヤでした。
耐久性の方は私は半年以上持ちましたが…走り方次第かと思います。😅
価格と同等かそれ以上の性能と安心感があるタイヤなので、是非またリピートしたいタイヤの一本になりました!
ブリジストン BATTLAX BT-39SSに履き替え
今回スーパーカブ(JA44)の後輪に取り付けるタイヤは、
ブリジストン BATTLAX BT-39SS の 90/80-17 46S フロント&リア共用です!
このタイヤもハイグリップタイヤです。
前輪にも BATTLAX BT-390をすでに履いているので、両輪ともバトラックスになります!
コンパウンドを触った感じはBT-390と同じモチっとした良く消せる消しゴムの「まとまるくん」っぽい感触がしました。 気持ち少し硬いような気も…?果たして?
ちなみにスーパーカブ110(JA44)の純正タイヤサイズは… 後輪:80/90-17インチ
今回取り付けるタイヤのサイズは、前に履いていたコルサⅡと同じサイズの 90/80-17 です。
純正ヤイヤよりも横幅が広く、扁平率も低めとなっておりスポーティになっています。
タイヤの全体像はこんな感じです。
7時方向の黄色いマークの所がこのタイヤの全周の中で一番軽い所なので、重さがある空気バルブの位置が黄色いマークに来るように合わせて取り付けます。そうするとタイヤ全体の重量バランスが良い所にきます。
BATTLAX BT-39SS
90/80-17M/C 46S
この数字やローマ字の意味は以下のグラフのような情報が記載されています。
90 | 80 | – | 17 | M/C | 46 | S |
タイヤの幅 | タイヤの扁平率 | 構造 | リム径の呼び | モーターサイクル用表示 | 荷重指数 | 速度記号 |
90mm | 80% | バイアス 構造 | 17インチ | モーターサイクル用 | 最大荷重 170Kg | 最高速度 180km/h |
タイヤの回転方向を示しているROTATIONのマークがあります。
このタイヤの回転方向は前輪も後輪も同じ様です。
タイヤとホイールをスムーズに付け外しするには
私、何度かホイールからのタイヤの脱着をやって苦戦してきましたが、最近ようやく分かったことが有ります!
タイヤとホイールをスムーズに付け外しするには …ビードワックスが肝!
このビードワックスがないと、ホイールからのタイヤの脱着は超困難です!
少し年期があるデイトナのビードワックスを使っていますが、状態はご覧の通り、バターの様…
というかバターそのものに近い感じです!
以前の私のYouTubeの動画ですが、パンクでタイヤを外す事になった時にとても苦戦しましたが、最後にビードワックスの大事さが良くわかりました。
今回、溝がなくなったコルサⅡを取り外す時には、タイヤレバーを使うよりも先にリムとビードにワックスを大量に塗り込んでおきました!
その後タイヤレバーで動画と同様に数か所ビードを上げた後、手で思い切りタイヤを押し下げていくととすんなり剥く事が出来ました!
ビードワックスの効果が大きいと思いますが、タイヤのゴムの厚さも減っているので、少し取りやすくなっていた可能性もあります。
が!やっぱり勢いと気合は要りますよ💪
今回取り付ける BT-39SS にもたっぷりビードワックスを塗り込んでおきました。
前使っていたチューブも摘出できたので、そのまま再使用したいと思います。
チューブに空気入れて、空気が抜けてる音がしてなかったら多分大丈夫かと!?
取り付け後にスローパンクにだったら悲しいので、気になる方は新品のチューブに変えた方が気持ちいかもしれません。
ホイールに取り付け完了です。
BT-39SSもチューブレスタイヤなのでなかなかの固さでしたが、以前に付けていたコルサⅡよりは楽に取り付ける事が出来ました。
一応ホイールバランスも取っておきました。
高速道路を走るバイクや自動車ではないので、やっても余り意味は無いかもしれませんが、
私は一応ウエイトでホイールバランスを取っています。
これはたまたま手元にあったので試してみたのですが、自転車用のメンテナンススタンドにシャフトを付けたまま挟んでみたら意外と使えました。
※本来の使い方ではないので、もしかしたら自転車用スタンドが壊れちゃうかもしれません。
ちょっと苦しそうですが、下に詰め物をすればバランスもとれなんとか使えます。
ウェイトは以前のコルサⅡ取り付けの記事使っていた物と同じです。
無事に BT-39SS に履き替えが完了しました!
私のタイヤ交換スキルが向上してきた様で、以前よりも早く交換できるようになってきました!😊
交換後からの消耗具合
今回のタイヤ交換直後の走行距離は18407Kmからスタートです!
装着後BT-39SS で軽く試走してきましたが、コルサⅡの時と同様にこのタイヤもグリップ力はかなり強力な感じがしました!
ついでに走行音も少し静かになったような気がします?
果たして次回のタイヤ交換は何キロ後になるでしょうか?
4159km走行後の消耗具合
BT-39SSに交換後、18407Km → 22566Kmまで走りました。
走行距離はおよそ4159kmのタイヤの消耗具合は…。
くるくるタイヤを回転させて見てみると、溝の残りがスリップサインまでガッツり来ていたので公道ではもう使用禁止なので、新しいタイヤに要交換!
最後の長距離ツーリングに出かける前ではまだ溝が0.8mm以上残っていたのですが、戻ってきた時にはスリップサインまで消耗してしまったようです。
タイヤの溝が減ってきたと思ったら早めに変えないとですね💦
今回履いたハイグリップタイヤのBT-39SSは峠道や流れが速い幹線道路でのストップアンドゴーが何度もあるハードな走行状状況したが、結果はおよそ4000kmほど持ってくれました!