泥棒を捕まえた方法と、その後の防犯対策とは?【前編】

カメラ
カメラ防犯

はじめに

さて、あなたの大切な持ち物には、あなたの持ち物だと分かる目印になるようなものは何か付いているでしょうか?

もし、まだ付けていないなら早めに付けておいた方が良いかもしれませんよ?

名前を書くのに抵抗が有るのなら、あなたの物だと分かる目印になるシールならなんでも良いので、目立ちにくい所にさりげなく貼っておいてください!

そうすれば、突然やってくる盗難被害に遭って発見された時に非常に役立つかもしれません!

事件発生

当時私は、とあるアパートの一室に住んでいました。
そのアパートは市街地から少し離れた郊外にあり、周りはのどかな田んぼと畑があるだけで、日中の人通りも少なく、静かな所でした。
そのアパートの一番下に駐輪所があり、そこにバイクと自転車を置いていました。

こんな平和な所で窃盗事件なんて無縁だよね…

そう思っていました。

ある日、自転車のタイヤの溝が減ってきていたので新しいタイヤに交換してやろうと思い、自転車の置いている駐輪所までやってきました。
特に変化のない普段と同じ駐輪所の様子で、私の自転車とバイクも普通に置いてありました。
私は早速作業に取り掛かるため、自転車を駐輪所から引き出しました。

ここで初めて違和感を感じました。

「あれ?何かない…?」

一瞬頭がポカンとなり、ようやく私は自転車のハンドルに付いていたはずの電池式のライトがなくなっている事に気付きました。

心配性の私は自転車のメインライトが電池切れを起こしても大丈夫なように、もうひとつ予備で使える電池式のサブライトを付けていました。
そして、そのうちのサブライトの方が行方不明になってしまったのです。
この二つのライトは自転車のハンドルにバンドを手回しで閉め込んで固定するタイプの物で、固定した土台とライト部分が簡単に分離できるような構造になっていましたが、おかしい事にライトの部分だけでなく土台ごと無くなっていたのです。

「土台ごとどっかで落としちゃったのかな? いや、でも自転車が壊れるほどの衝撃じゃないと普通に取れるのは不可能に近いし…。」

他にも思い返してみても、外した記憶がない…。

ここで私は現実を認めることにしました。

やられたなと。

被害状況を整理

サブライトの姿を最後に見たのは二週間前。
その時はバイクで帰ってきて自転車と一緒にワイヤーロックをする為に絶対に自転車を目にする事になるので、異変が有ればその時に気付いていたはずです。
犯行はこの二週間の間に起こったのは間違いありませんでした。

一体どんな人が犯人だったのか少し考えてみました。

ただのイタズラ目的?
イタズラ目的なら何かを破壊して逃げるだけのはずなので、ライトを土台ごと外していては時間がかかって人目に付く可能性も高くなるので、イタズラでそんなリスキーな事をする人はいなさそう。
なぜ自転車ごとでなくわざわざライトだけ外して盗って行ったのか?
売ってもほとんどお金にならないようなライトだったので、転売目的ではなく使用する為に盗んだのだと予想しました。
普段からライトを目にしていた人?
駐輪場の目の前の道路は人通りがかなり少なく人目に付きにくくなっており、大通りからも大きく外れているためわざわざライトを盗むためだけに入ってくる様な人は流石にいなさそう。
目にする事ができる人は限られてくる…。

ここから犯人は意外と近くに潜んでいるかもしれないと予想しました。

アパートの監視カメラ

そういえば、アパートに監視カメラが付いているという看板があったので、もしかしたら何か証拠になりそうな映像が写っているかも知れないと思い、アパートの管理会社に見せてもらえないか電話したところ。

「カメラを管理している会社に聞いてみないと分かりませんが、個人だと開示料金が必要になるかもしれません。」

とのことで、見せてもらうにはなんとお金がかかるそうです!

しかし、

警察を通してもらえば開示料はかからないかもしれないとの事でした。

人生初の被害届を出しにいく

犯罪学で割れ窓理論というのがあります。
例えば、家の窓ガラスが何者かに割られてしまい、それを直さずにずっと放置していると他の窓ガラスも次々と割られてしまい、最終的にはすべての窓ガラスが割られてしまうのです。

割れ窓理論と同じで、今回はライトが1つ盗まれてしまいましたが、味を占めた泥棒が今度は自転車本体やバイク、他の人の物までも盗みにくるかもしれないと思った私は何か対策すべく、警察署に相談に行くことにしました。

次が起こらないように対策せねば!

そして、私が向かった警察署では平日は免許の書き換えなどに来る人達が多くいるのですがこの日は休日だったので、とても物静かでした。
普通は滅多に来ることがない警察署、何処に行けばいいのか分かりませんでしたがとりあえず受付と書いている所に行きました。
警察署の方も休日の受付に突然現れた私に少し驚いた感じでした。


警察署の<br>お兄さん
警察署の
お兄さん

ど、どうされましたか?

私

あの~盗難被害を受けてしまったのですが、こちらでお願いできますか?

その後、被害届の書類を作るために警察署の方と一緒にいつ頃、どこで、何がどうなってたなどの知る限りの情報から被害届を作ってくれました。
被害届の書類は手書きで事細かく書いてくれるのですが、こんな事務仕事もやらないといけないなんて警察官のお仕事も結構大変そうだなと思ってしまいました。

現場の状況を確認

渡された連絡メモ

被害届を出した後、刑事さんと一緒にアパートの駐輪所に戻って、現場の確認をするために私が被害を受けた所に指を差して、それを刑事さんが写真を撮るという作業が行われました。
まるでドラマみたいでした。

市町村の警察署によって対応が異なるのかもしれませんが、私の友人も昔バイクを盗まれた事があったそうでして、警察署に被害届を出しに行ったそうなのですが、現場の状況も見に来てくれることもなく、今だにバイクも出てきていないそうです。
バイクよりも安価で小さなライトのためだけに現場まで来てくれた私の所の警察署はすごい良い所だったのかもしれません。

アパートに付いている監視カメラの映像も確認できるか聞いておいてくれるとの事でした。
※残念ながら駐輪場に監視カメラはついておらず有力な情報が得られなかったようでした。

その後何か情報が入れば連絡しますとの事で、刑事さんは帰って行きました。

私は連絡が来るその日が来れば…いいなと思いました。

小型の監視カメラ

今回、駐輪所の周りに監視カメラが無く何も有力な情報が得られなかったので、とりあえず対策の一つとしてまたまた管理会社に電話して駐輪所に監視カメラを付けてくれないかとお願いしてみました。

しかし、

「大家さんの返事がもらえれば設置してもらえるのですが、カメラの維持費の関係もございますのでちょっと難しいかもしれませんが、その旨はお伝えしておきます。」

アパートの管理会社が本当に大家さんに伝えてくれたのか怪しい感じだったので、これは自分で監視カメラを付けるしかないかと思いました。

監視カメラを自分で付けるにはいくつか問題がありました。

  • 駐輪所は共有スペースなので、カメラを自由に置くことができない
  • 使えるコンセントがない。カメラの電源はどこから取る?
  • 録画データが入ったカメラごと盗まれたら意味がない。

この取り付けの問題を回避するには、Wi-Fi搭載のバッテリー式の監視カメラが最適でした。
Wi-Fi搭載モデルなら、クラウドサービスを利用すれば撮影された写真や動画をネットサーバーに保存してくれるので、カメラが盗まれるか破壊される直前までの記録は残してくれるかもしれません。

バッテリー式ならコンセントがなくても使うことができます。

犯人は現場に戻ると言われているので、念のため目立たない小型の隠しカメラを2台買ってみました。
なにせ心配性な私なので、もし何かのトラブルで一台が動かなくなっても、もう一台あればがそっちが動いてくれるはず…!

当時実際に使っていた小型カメラ

小型カメラの動作テストしてみるため1日ほど放置しておいたのですが、まさかの動体検知の状態で内蔵バッテリーが1日どころか半日も持たないことが分かりました。

待てよ!これを使えば長時間使えるかも!?
そこで手元にあった大容量のモバイルバッテリーで給電しながら使ってみると減り具合から2~3日は持ちそうな感じだったので、そのまま実践投入してみる事にしました。

小型監視カメラを自転車のシート裏とバイクのシート後ろにそれぞれ仕掛け、モバイルバッテリーも黒いビニールテープで目立たないようにカモフラージュして車体に巻き付けてました。
カメラの設定は私の自転車かバイクの近くで何か動きが有った時だけ通知が来るように動体検知の状態で稼働させ、カメラの方向をハンドルの方に向けてセットしておきました。そして、夜な夜なモバイルバッテリーを交換する日々が一週間続けてみました。

小型監視カメラからスマホに通知がくるのは、私の自転車&バイクの両隣に止めているママチャリの男性と、クロスバイクの男性が朝出かけていく様子と、夕方帰ってくる姿が写っている映像だけで特に怪しい不審者が写ることはありませんでした。

唯一怪しいと言えば…
夜な夜なモバイルバッテリーを交換する為にパーカー姿で映る自分の姿が相当怪しかったです!

まさかの事態!

二週間目
二日に一回ずつモバイルバッテリーの交換を続ける事に少し面倒くささが出てきて、もうやめようかなと思いだしたある夜の事でした。
私は買い出しの為アパートから真っ暗な夜道に出て駐車場に向かって歩いていると、前から一台の自転車がライト点けて向かってきました。
近づいてくると私の横に止めているクロスバイクの男性のようです。
そして、そのまま何気なくすれ違いますが、直後に少し違和感を感じました。

「なんか…今のライトの光り方、盗まれた物と似てる気がしたけど流石思い込みだよな…。」

人を疑うのは良くない…。
そう思ったのですが、やっぱり後から気になってきたので監視カメラの映像をもう一度見返してみる事にしました。
映像には私の隣に止めているのクロスバイクの男性が朝、出掛けていく後ろ姿が写っていました。
そして、その男性の自転車のハンドルを何気なく見てみると…今まで見えていなかったはずの

私が盗られたのと同じようなライトが写っていたのでした!

これはまさか…私の盗られたやつなのか?
いや、たまたま同じ物をこの男性が使っているだけ?

次回の記事に続きます…。

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