この記事ではスーパーカブ(JA44)のオイル交換の方法を分かりやすく紹介できるよう、写真多めでやり方を紹介しています。
スーパーカブ110(JA44)のオイル交換
私がスーパーカブのオイル交換をする時は大体1000キロを目安に毎度オイルを交換をしています。
今回はオイルフィルターは変えておりませんので、交換する場合はオイルフィルター交換の記事と併せてご覧ください。
オイル交換に最低限必要な物
- 17mmのレンチ
- エンジンオイル
- 廃オイルを受けるもの(トレーや、オイル処理パック等)
- オイルを拭くウエス
できればあった方が良い物
- オイルジョッキ
- ゴム手袋
- パーツクリーナー
- 手の油脂汚れを落とす石鹸
オイル交換していきます。
スーパーカブ110(JA44)の推奨のオイルは、定番のホンダ純正のオイル、ウルトラG1です。
エンジンを長持ちさせたいなら、これを入れておけば間違いはないでしょう!
廃油の処理はどうする?オイルの抜き取り
まずはオイルを抜き取らなくてはいけません。
廃オイルをレジ袋に入れてゴミで処分したいのですが、万が一破れて大惨事にならなないようにレジ袋等の袋を2~3枚重ねにして、オイル処理用パックの綿を詰めておきます。
オイル処置用パックの中にはオイル吸収用の綿が入っているのですが、保管場所に余裕がある方などは、容量の小さいのを買うより自動車用の大容量の大きなオイル処理パックを買っておいた方が絶対お得です!
例えば4.5L用のオイル処理パックを買っておけば、カブだと1Lも廃油が出てこないので少しずつ欲しい分だけ吸収用の綿を千切って使えば3~4回は使えますよ!
これはおすすめです!
エンジンの下に袋をセットしておきます。
念の為、オイルが飛びちって地面を汚さないようにペーパーウェスを敷いておきました。
風が強い時はウェスをセンタースタンドで押さえといた方がいいです。
オイルゲージです。
私はオイルゲージを少し緩めておいた方が空気が入ってエンジンオイルが落ちやすいような気がするので、一応開けています。
プラシーボ効果かもしれないけど~(笑)
今回はオイル交換のみなので、使う工具は17mmのレンチのみ。
※オイルフィルターの交換もする場合は、別のサイズのレンチや、フィルターを引き抜くのにピンセットなども必要です。
エンジンオイルのドレンボルトとプッシュロッドのボルトが似たような位置に付いているので間違えないようにご注意を!
今回はエンジンオイルのドレンボルトを回します!
エンジンの下のドレンボルトを緩めていきます。
レンチで少し緩めると、硬めですが手で回せるようになるので、ゴム手袋等を装着して緩めていきます。
緩めていくと最後にはボルトが取れ、このようにドバァっとオイルが流れ出てくるので、手の逃げ方を予想しておいた方がいいかもしれません(笑)
下手すると腕までがオイルまみれになりますよ~!
私はビビッて手が滑ったのでボルトを落としてしまいました!
で、ドレンの中に金網フィルターが残っているので、手でほじほじ引き抜きます。
オイルドレンボルトのセットはこんな感じになっています。
手で回す時に固いのは、恐らくこのスプリングの力ででボルトを押しつけているからですね。
緩み防止用ですかね。
Oリングは大丈夫そうに見えたので、そのまま使いました。
ドレンボルト抜いてから3分くらい経ってもチョロチョロオイルが流れてました。
ん~なかなか粘土が高くて抜けにくい…かも?
オイル交換前に少しエンジンを暖気させて温めた方がオイルの粘土が下がって、オイルが流れやすくなるのでやった方がいいみたいです、、、冬は特に!
やり忘れてました!
もう待てません!
寒いもん!
先ほどの逆順でドレンボルトを元に戻していきます。
手で閉めれるところまで閉めたら、最後にレンチでちゃんと閉めます。
結構忘れやすい所です!
あと、このJA44のドレンボルトの形が特殊なので、バカ力で閉めこんでドレンボルトを壊してしまう人も結構多いみたいですので、個人差はありますが普通にレンチで閉めて止まったところでやめておいた方がいいかと思います。
緩みはきっとスプリングが助けてくれますよ!
もし、オイルフィルターの交換もするなら、この辺りでやると丁度良いと思います!
メーカー指定のオイルはウルトラG1! なのですが…!
メーカー指定ではウルトラG1のオイルが指定されています。
しかし今回は、私の愛用しているレプソルのレーシングオイルを入れます!
100%合成油の10w-40とちょっと固めのオイルです。
4Lボトルなので、交換時は0.8Lなので、5回交換できる計算になります!
街中ではそんなに回す事ないですが、山奥の急勾配とかを登る時はどうしても高回転でぶち回さざるを得ない状況があるので~…
レプソルのオイルボトルが好きなところ!
それは、このボトルが…
こうなって…
こうじゃ!
伸びる注ぎ口!
非常に便利!
新しいオイルを入れてオイル量のチェック!
ちゃんとオイル量を計って入れた方がいいのでしょうが、最近は野生の感で分かるようになりました!(笑)
ボトルの横にも残量目安の目盛りが刻まれているので、ある程度まで攻めれます。
計るの面倒臭くて!
レプソルの1Lボトルの物も一応あるんですが、少し割高ながら注ぎ口が4Lの物に比べ、かなり細くストローみたいで非常に注ぎやすかったです。
気持ち少な目にオイルを注いだら、後はオイルゲージで確認しながら微調整していきます。
このまま…
スポンっ!
まだオイル付いてません。
何回か少しずづオイルを継ぎ足していくと、ゲージの先にオイルが乗ってきます。
こんなもんでしょうかね!
オイル量もちゃんと入ったら、オイルゲージも最後までちゃんと閉めて!
ゴミもまとめて。
オイル交換完了です!
バイク屋さんで等でオイル交換してもらうと安心安全で楽ですが、待ち時間や、工賃が割高だったりします。
自分でやると少し危険な事や面倒なところもありますが、工賃無料で、好きな時に交換できますよ!
ちなみに今回は朝飯前に交換しました!