夜の釣りやキャンプを楽しむ時の必需品のアイテムといえば懐中電灯!
コンパクトで強力なLEDヘッドライトがないかアウトドア用品を色々探して回っていたところ発見したのが…
OLIGHT Perun Mini
Olightはアウトドアでも安心して使える丈夫な照明や、自転車のライト、その他色々なミリタリーチックなお洒落なLED用品などを多数取り扱っているメーカーです。

今回は、この最大1000lm(ルーメン)もの強力な明るさを放つことができ、かつ非常に小さいLEDヘッドライトOlight Perun Miniを使ってみました!!
Olight Perun Mini

こちらがOlight Perun Miniの入っている箱です。
白い紙箱にごつっとした本体の写真が描かれています。

裏面の説明は英語で色々と書かれていました。

箱の中を早速開封してみました。
本体、マニュアル、ストラップ、ヘッドライトとして使う時のベルト類、充電用の専用USBケーブルなどが入っていました。
白いプラケースの上に乗っている本体は想像したたよりもかなり小さいくてビックリ!
コンビニでも売っている箱に入った栄養剤を開けて初めて見た時のような…そんな感覚に似てるかも!?
Perun Mini【LEDライト本体】
近くに置いてあった100円ライターとPerun Mini本体を並べてみました。

まず驚いたのが本体のこの小ささ!✨
- 縦の大きさ 61.5mm
- 横の大きさ 21mm
- 重さ 52g(電池込み)
100円ライターよりも小さく、まるでガチャガチャのカプセルの景品に入っていても不思議ではないほどミニサイズです。
防水性能は最高クラスのIPX8です。
これは水中でも使えちゃうというクラスです!
そして、耐衝撃も1.5mからの落下にも耐えるタフな仕様になっています。

本体の角度を変えてみるとクリップが見えます!
クリップの大きさはよくあるヘアピンと同じくらいか、そう変わらないくらいです。
いかにコンパクトなのかが分かって頂けるかと思います!

上から見てみました。
厚さは100円ライターよりも有りますが、このサイズなら少し太めのマーカーペンと同等くらいかと思われます。
胸ポケットに入れてても特に気にならないサイズです。
使用前にまずやらなくてはいけない事

使う前にまずやるべき事。
LEDの発光する部分とグリップの部分を回転させて分解すると、電池の電極部を覆っているこの黄色いフィルムが入っています。
これは絶縁被膜なのでもう必要ないので除去します!
ちなみに入っている電池は3.7V 550mAh のIMR16340という専用の充電電池が入っています。
予備電池があれば交換もできます!

この絶縁被膜を知らずに電源ボタンを押しても…
何も反応がしない!もしかして不良品に当たってしまった!?どうしましょう!?
説明書を見なかった私(テヘッ💦)と同じように焦る羽目になるので、除去のやり忘れに注意が必要です。
使う前には黄色い絶縁皮膜を除去してから!
そして、使う前に一度説明書に目を通す事が大事ですね!
充電方法

充電方法は、この電極の部分が丸い形をした専用のUSBケーブルを使って本体とドッキングさせて充電します。
LEDライト本体の端子部分は強力なマグネットになっており、専用USBケーブルの先端を近づけると吸い寄せられるようにパチリとくっついて簡単に充電を開始する事ができます。
また、この本体側の強力なマグネットを利用すれば冷蔵庫など磁石が付ける事が可能な所ならどこでもLEDライトをくっつける事ができるので、停電した時などに固定照明の代わりにもなって非常に便利なのです!

上の写真の様に専用USBケーブルのクリア部分は充電中は赤色に点灯し、充電が完了すると緑色に点灯します。
充電は約1.2時間で完了するとのこと。
点灯チェック

電源を入れるとバッチリ光りました!
このPerun MiniのLEDの明るさは5種類の点灯モードとSOSモードを選択できます。
搭載されているLEDで2500cd(カンデラ)の眩しさと1000lm(ルーメン)の明るさを出せる性能があり、照射距離は約100メートルまで照らす事ができます!
点灯モードの種類 | 明るさ(lm ルーメン) | 点灯時間 |
---|---|---|
MOON (ムーン) | 2 lm | 108時間(4.5日) |
LOW (ロー) | 15 lm | 25時間 |
MEDIUM (ミディアム) | 65 lm | 6時間 |
HIGH (ハイ) | 250 lm | 85分 |
TURBO (ターボ) | 1000~250lm | 1000lmでは1分間と 250lm時からで85分 |

レンズは部は、まるでゴルフボールの表面のようなレンズになっています。
この形状のおかげで照らした所は偏った配光にはならず、一番光が強い中心部から外へと少しずつ光量が落ちていく柔らかい配光具合になっていて、とても使いやすいです!✨
明るさをチェック
肉眼で見た感じの明るさ
2~3m(メートル)ほど離れた所から机と椅子を照らしてみました。
私の肉眼で実際に見た時のイメージに近くなるようにカメラの設定を調整しながら撮ってみました。
※人によって見え方に違いがあるかもしれないのでご注意くだい。

LOWモード
ぼんやり照らす事ができます。
なにか作業したりするのにはちょっと暗い感じがしました。
このモードは電池を節約したい時や、ナイトウォーキング等にも良いかもしれません。

MEDIUM
まだちょっと暗い感じはしますが、使いやすく丁度良い感じの明るさです。
本当にミディアムですね✨

HIGHモード
十分な明るさで、細かい作業をしたい時でもバッチリ見えます!

TURBOモード
めちゃめちゃ明るいです!
※TURBOモードを使うと本体がかなり熱くなります。
本体の仕様で1分間ほど経過すると自動的にHIGHモードまで光量が落ちるようなっており、長時間連続でTURBOモードを使うことはできません!
ターボモードで近くを照らして使うにはちょっと明るすぎるので、短時間のうちに遠くの物を照らして確認してみたい時などに非常に役立ちそうです!
写真の撮影条件が同じ時の明るさ
カメラの撮影時の設定が同じ状態で撮影してみました。
撮影カメラはCanon PowerShot G5 X
絞り f/2.8
シャッタースピード1/8 秒
ISO 400




実際目での見た時のイメージとちょっと違う感じがしますが、明るさの違いが大きく写真に表れています。
TURBOモードでは写真が白飛びするほど!
人間の目は瞳孔で明るさが調整されてしまうので、こっちの写真方が正しいのかも…?
ん~光の具合を伝えるのは難しい。
手持ち用のストラップ&ヘッドライト用ストラップ

付属していたストラップです。
なんと、ストラップの紐を通すツールまで付いていました!✨
ストラップの紐って意外と通すの難しいのでありがたいツールです。
このツールがあれば、他の物でもストラップを通すときにも便利です。

ヘッドライトとして使えるヘッドストラップとベルクロ·ライトマウントです。
あまり聞きなれないかもしれないベルクロって一体なんぞいと調べてみたら、ビリビリ付けたり剝がしたりできるマジックテープの事でした!

ベルクロ·ライトマウントの方を裏返すと、マジックテープ(オス)なので、相方のマグネットテープ(メス)がある所ならどこでも貼り付ける事ができそうです。
これも便利ですね!

Perun Miniをヘッドライト化させていきます。

クリップをライトマウントの固定穴の所に押し込んでいきます。

パチリとクリップを奥まで押し込めば固定完了!


照射角度はライトマウントの固定穴自体が動くようになっており、60°の範囲で動かす事ができますので、照射したい向きにバッチリ合わす事ができます!
まとめ
小さく明るいOLIGHT Perun Miniでした!
使っていて良かった所や少し気になった所もあったのでまとめてみました。
良かった所
- とてもコンパクトで持ち運びやすい
- サイズからは想像できないくらい明るい
- 手持ちライトとしても、ヘッドライトとしても使える
- 丈夫で水にも強い
- 充電式なので何度でも使える
- マグネットで好きな所に本体をくっつける事ができる
- ライトマウントでマジックテープ(メス)が貼ってある所にくっつける事ができる
気になった所
- 説明書は操作方法以外は日本語の表記がない
- ターボモード時の熱がなかなか熱い
- 充電用のUSBケーブルが専用なので、忘れると充電できない。
- ヘッドライト化させたとき、手持ちストラップを取るべきなのか?

少し気になった手持ちストラップの事なのですが、
ヘッドライト化させるとストラップがだらんと垂れ下がって来て顔にベシベシ当たって気になるのです。
正しいやり方かは分かりませんが、
私の場合は本体にストラップを巻き付けて使ってみた所なかなかいい感じに使えるようになりました。
ライトの角度もちゃんと調整できますよ!
きっと他にもっと良いやり方があると思うので、参考までに…。

OLIGHT Perun Miniがあれば長い夏休みに夜の昆虫採集やキャンプ、釣り、登山やハイキングなどにも持って来いのコンパクトで強力で便利なLEDライトになりそうです!
